2009-07-01
分析
あなたは自分の行動を振り返って考える時間を作っていますか。
私達現代人は、毎日毎日をとても忙しく過ごしています。
仕事では山積した課題を抱え頭を悩ます日々。
プライベートでは友人や恋人と過ごす時間。
家に帰ればテレビやインターネットから押し寄せてくる大量の情報。
休日は疲れを取るためゆっくり寝たり、友達や家族と過ごしていると、それこそあっという間に終わってしまいます。
時代の波に取り残されないようにと、限られた時間で頭の中に必要な情報をインプットするだけで必死です。
気がつけば一週間なんてあっという間に過ぎていることになるのです。
そしてそんな一週間を数えきれないほど繰り返し、気付かないうちにどんどん年齢を重ねていくのです。
これは意識していなくても、無意識に自然にひとつのパターンとして過ごすことが出来ます。
意識では気が付いているのかもしれませんが、無意識に過ごしていてもそれほど困らないのです。
しかし流れに身を任せ時間の中に埋もれてしまうと、いざ僕たちが必要としたとき時間というものはなくなっているのです。
だからときには自分の行動を振り返り、時には自己を分析をすることも重要なのです。
今自分が本当に求めているもの何なのか?
今の自分にとって大事なことは何なのか?
本来自分のいるべき場所はどこなのか?
日常の生活に埋もれてしまうとそのことを忘れ、本当の自分を知ることすらできなくなってしまうこともあります。
それに本当の自分を知らなくても、周囲から作り上げられた記憶が勝手に思考や行動を決めてくれます。
たとえは悪いですが、ギャンブル好きのおっちゃんでさえ、競馬に勝つために出走する馬について
赤ペン片手にあれこれ分析しているし、パチンコの攻略方法を分析しています。
もちろん私たちは、競馬やパチンコに限らず仕事でより良い結果を出すために、日常的にいろんな分析をしているはずです。
そして言うまでもないことですが、自分自身の人生を分析することの重要さは十分ご理解いただけると思います。
過ぎた時間は取り戻すことはできません。
しかし今最善の方法は何かを問い直すことは出来ます。
自分にとって真に重要なことは何かを自分自身に質問してみてください。
限られた時間を悔いなく活用するために、もっと自分を知り、人生の中で意味のある行動をとる努力が必要なのです。
意識せずに過ごしても、記憶は全てをまかなってくれます。
しかしその結果に対し不平不満を並べても、将来白馬の王子など現れないのです。
自己分析は、潜在意識の中にある記憶を知る方法でもあるのです。