北朝鮮船「カンナム」がUターン 行き先不明、米軍追跡【ワシントン30日共同】AP通信によると、複数の米政府当局者は6月30日、ミサイル部品や核関連物資を積載した疑いがあるとして米軍が追跡していた北朝鮮船舶「カンナム」が、28日に針路を転換して北方に戻り始めたと語った。米軍が追跡を続けており、30日現在、香港の南約400キロの海域を航行中だが新たな目的地は不明という。 米メディアによると、カンナムは17日に北朝鮮を出発し中国近海を南下。米当局者はミャンマーに向かっている可能性があるとしていた。APが30日伝えた米政府当局者の話では、カンナムは非常に遅い速度で航行しており、燃料を節約している可能性もある。 米軍は、北朝鮮のミサイル・核技術拡散を防ぐため同国船舶の貨物検査を加盟国に求めた国連安全保障理事会決議を根拠に追跡。初の貨物検査が実施されるか否かに注目が集まった。 FOXテレビは、米軍が海軍横須賀基地(神奈川県)に配備されているイージス艦「ジョン・S・マケイン」による貨物検査実施を検討していると報じていた。 【共同通信】 |
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