毎月1人、教師が兵庫県内で逮捕されている。今年5月からの半年余りでその数、7人。うち5人は性犯罪の容疑をかけられた中学教師だ。シリーズ学校にはこれまで、懸命に子どもと向き合う先生が数多く登場した。しかし一方に、教師の犯罪が多発する現実がある。なぜこれほど続くのか。重い疑問を胸に、事件の周辺を追った。

1.発生率15倍 …突出する中学教師 (掲載日:2002/12/14)
2.奇妙な符号 …夏休み、部活の前後… (掲載日:2002/12/15)
3.被告席で …「人を殴りたかった」 (掲載日:2002/12/16)
4.SOS …深まる孤立 偏る仕事 (掲載日:2002/12/17)
5.過信と傲慢 …有能顧問の落とし穴 (掲載日:2002/12/18)
6.隔離状態 …学校の常識 世間の… (掲載日:2002/12/19)
7.傷跡 …輝き失う教え子の目 (掲載日:2002/12/20)
8.切った手首 …好きな先生だったのに (掲載日:2002/12/21)
9.もどかしく …あの男は今も教壇に (掲載日:2002/12/22)
※日付は新聞掲載日
 掲載された記事は本になりました。ぜひご購読ください。

◆『学校の力』(神戸新聞社会部編)

児童・生徒、保護者、先生を含め、学校の今を丸ごと、可能な限り深く取材しました。子どもたちの目は輝いているか?本当の問題はどこに?一緒に考えてみませんか。神戸新聞連載「シリーズ学校」の単行本化。
定価(税込): 1575 円

≪神戸新聞総合出版センター≫
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