「金正雲氏は訪中せず」 中国外務次官が報道否定【北京26日共同】中国の武大偉外務次官は25日、訪中した自民党の加藤紘一元幹事長と会談し、北朝鮮の金正日総書記の三男、正雲氏について「中国を訪れたことがない」と述べ、同氏が極秘訪中して胡錦濤国家主席と会談したとの一部日本メディアの報道を否定した。関係者が26日までに明らかにした。 さらに武次官は「なぜそのような報道をしたのか分からない。報道は間違いだ」と指摘した。中国外務省の秦剛副報道局長も18日の記者会見で、報道について「そのような状況は全く存在しない」と否定していた。 加藤氏は25日に訪中、武次官のほか、戴秉国国務委員(外交担当)らと会談した。 一部日本メディアは16日、正雲氏が金総書記の特使として訪中し、胡主席との会談で、後継者に内定したことを直接伝えたなどと報じていた。 【共同通信】 |
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