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野球:「イチローとの勝負はサイン無視ではない」(中)

林昌勇単独インタビュー

-大リーグから注目されているとのことだが。

 「来年までヤクルトと契約している。その後は正直、挑戦してみたい気持ちはある。ここでいい成績を収め、大リーグに行ってみたい」

-先のWBCで大リーグの選手らと対戦したが。

 「あのときは1イニングだけだったから、大リーガーを抑えたとは思っていない。ただ、やれそうだという感じはあった」

-例のイチローとの勝負のことで苦労したと思うが。

 「今になって何を言っても仕方がない。もう済んだことだ。後戻りできない」

-以前「代表チーム内で“村八分”にされた気分」と発言したが、代表メンバーに対して残念な気持ちはあるのか。

 「記者に対して残念な気持ちだった。なぜほかの人たちの話を聞いて記事を書くのか理解できない」

-ほかの人たちとは?

 「“林昌勇はサインを無視したに違いない”と何人かの監督が発言していた。あのサインは僕と金寅植(キム・インシク)監督、姜珉鎬(カン・ミンホ)捕手しか知らないサインだ。なのに、なぜほかの人たちがその内情を知っているのか」

-国民の多くが真実を知りたがっている。サインミスか、サイン無視か。

 「前にも金寅植監督が言った通りだ。サインミスだ。相手がイチローだといってサインを無視して真っ向勝負をし、打たれる投手がどこにいるのか。バッシングがあまりにもひどかったため、二度とWBCの話はしないつもりだった」

東京=高錫泰(コ・ソクテ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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