地方競馬のたどる道

旧 地方競馬のたどる道〜武豊も訪れるブログ

10月7日、元気な高知の畜産&競馬まつりの開催。

2007年09月30日 | 地方競馬場


ポスターの左上隅に、地方競馬活用癒しの空間づくり事業 と あります。 素晴らしいネーミング。一ヶ月に数日しか開催されていない地方競馬。むだを省いて、有効利用する方法を探る現在のトレンドからは歓迎される試みでしょう。 主催する高知県畜産会のホームページを探してみました。凝った作りのトップページ。しかし、中身はなんも・・・あ り ま せ ん。 (工事中) どうも2年前より更新されていないようです。 朝30分早く起きれば、最新の情報を乗せることが出来ると思うのですが、よっぽど忙しい組織なのでしょうか。 タグのなかには地方競馬という文字もある。内容が記載されていないので分りませんが、地方競馬と関係が深い組織のようです。 どうも、地方競馬活用癒しの空間づくり事業は、残念ながら農水省の推し進めるプロジェクトのひとつ・・・というわけではないようです。(^_^;)   → 高知県畜産会のH・P

追伸、
先日、見た映画 (9月28日分の記事)の題名は キンキーブーツの誤りでした。 kinky boot = 風変わりな女性用ブーツ.との題名のことのようでした。 人間だもの、誤りは、認め合う社会であってほしいものです。相田みつおさんも言っています。
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キングスゾーンは10月8日の南部杯へ

2007年09月29日 | 地方競馬場


南の方角でのいい思い出がありました。今度は北へ出かけます。Drコバさんはまた登場するのでしょうか。



10月8日(祝月)マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)(サラ系オープン・盛岡ダート1600m・1着賞金6000万円)に出場予定のキングスゾーン号。次回も、JRA勢を右から左に受け流す〜


これ 早く発売してくださいね。

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ウィルス抗体価検査。

2007年09月28日 | 地方競馬場
抗体価を調べることにより、確実に感染した実証が得られる。かかっていても症状を表さない不顕性感染の割合を知ることが出来る。感染から逃れた馬がどれほどいるのかもはっきりする。 そして、これからの防疫活動の方向性も得られる。 できれば、これこそ全頭について検査してほしかったものです。



昨日見た映画 モンキーブーツ が面白い。 傾きかけた靴の製造工場を経営していた親が亡くなり、後を告ぐことになった主人公が、会社を立て直しに奔走する物語。モンキーブーツとは、もともと樵(きこり)職人が履く為に作られたワーク・ブーツのことで、甲部両サイドに施されたステッチが、正面から見ると猿の顔のように見えることから名付けられたようだ。 いちどは工場を閉鎖することを考えます。従業員にクビを宣告する、自分の役割に疑問を持ち始める。前向きな気持ちが生れる。やがて従業員の信頼も得て、ハッピーエンドの結末に・・・これは実話に基づいたストーリーとある。 このような映画を見ると希望を感じてしまいます。うまくいかないことのほうが多い世の中ですが。
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愛知県知事が議会で答弁、名古屋競馬の存廃について。

2007年09月27日 | 地方競馬場
県は25日、累積赤字を抱える名古屋競馬の存廃について、年内に判断する考えを明らかにした。神田真秋知事が県議会9月定例会の代表質問で答えた。神田知事は「来年度の開催日程調整や予算編成の時期を考慮し、年内には方針を示したい」と述べた。 神田知事は8月に馬インフルエンザで4日間レースを中止しながらも、昨年同期に比べ売り上げ収入が12・5%伸びていることから、「経営再建の効果が徐々に表れている」との認識を示した。 同競馬は、2004年度までの累積赤字が約40億円に上ったことから、05年度から3年間存続させ、収支状況を見て今年度中に存廃を判断することにしており、05、06年度はそれぞれ4600万円、3200万円の黒字だった。 (2007年9月26日 読売新聞)

今、この立て込んでいる時期に存廃問題についての質問があり、知事がそれに答え、昨日の新聞記事となった。要は、8月に馬インフルエンザで4日間レースを中止しながらも、昨年同期に比べ売り上げ収入が12・5%伸びていたということのアピールでしょうか。良くも悪くも新聞記事への露出が多いほど、注目度が増すことは間違いありません。 自然災害によって被災地に支援が集まるのと同様の温情が起きたのでしょうか。昨日の笠松競馬も利用7013人 1億3千万円といつもより多いと思われる売上げ額。 そうであるならばありがたいことです。

今週末の29日(土)に、ばんえい競馬では ある協賛イベントが開かれる。「ばんえい応援ブロガー盃」は日頃 地方競馬に注目するブロガーが集まって企画されたもので、翌30日(日) にはドキュメンタリー映画「人馬一体 〜ミサイルテンリュウ 砂地の頂へ〜」の上映会 (とかちプラザ) も開かれるそうだ。
馬券ですべっても、また来ようと思う気持ちが生れるような、ファンの立場にたったイベントが求められている。主催者側が考え付かないのであれば、せめて、このような活力を持つファンを企画段階で取り込む姿勢がほしい。かくのような考えが起きてきました。

 →  「ばんえい応援ブロガー盃」 公式ページ
  
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外見より中身が大事だということを、大人たちは理解できていない。

2007年09月26日 | 地方競馬場
馬インフルエンザの発生がない状況が続く名古屋競馬でも、いまだに馬インフル撲滅宣言はありません。農水省からの、好ましい もしくは、好ましくないという表現による指導があり、お伺いをたてているところなのでしょうか。
今、競走馬が移動する際には、入厩する前に一回、そして入厩してからも一回、検査キットでの馬インフルエンザ検査がおこなわれています。退厩する前にも、一回検査されます。これは全国の地方競馬場で同様に行われているようです。

湯水のごとく使われているインフルエンザの検査キット。この検査キットの代金は、農水省の補助でもなく、誰かのポケットマネーでもなく、競馬の収益から支出されることになります。来年3月の年度末の決算では、その影響がきっとあるでしょう。 危機的状況の地方競馬。とどのつまりは、賞金と手当ての削減につながります。検査キットの代金は、まわりまわって、競馬場と直接の雇用関係のない、競馬で生活する人々の負担になるのです。 日頃、検査に協力的な厩務員も、検査キットが自己負担だったということになるかもしれない と知れば、気力もなえることでしょう。

美浦トレセンという施設から、遠く離れた栗東トレセンに移動する馬について検査は行われていない。しかし、地方競馬場間 (農水省の強い指導の下で同様の防疫処置が進められている。) の移動の際には、2回の検査が行われるシステム。 沈静化したと大きく宣言した地方競馬場やJRAからの、地方競馬場への移動であっても実施していることは、まったくのムダです。入厩検疫時には3日間の隔離も実施されていることで、不平等になることを嫌った? 公正さを確保したつもりなのでしょうか。 コンビニで レジ袋に入れてもらうよりももっと むだ ! かように感じるのは私だけですか。

外見より中身や心が大事だということを、最近の子供たちは理解できていない。知ったかぶりの言葉を聞いた。まったく、それは違っているようだ。
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アーノルド・シュワちゃん知事が非常事態宣言を。

2007年09月25日 | 地方競馬場
カリフォルニア州内でウエストナイルウイルスによる死者4名、感染者60名が出たことを受け、アーノルド・シュワルツェネッガー知事が非常事態宣言を出した。 8月4日のニュースでのこと。 7月の末にウエストナイルウイルスに感染した馬が1頭確認され、その後5頭が陽性反応を示した。 罹った馬は、旋回や、後肢の脱力、起立不能、あるいは筋肉痙攣といった症状を示す。ウエストナイルウイルスは蚊に媒介されて人にうつる。人の症状は、発熱、頭痛、肩こり、知覚麻痺、見当識障害、痙攣、筋肉脱力、失明、麻痺、そして死に至る場合もある。ウエストナイルウイルスは接触や空気感染により蔓延することはなく、馬にはウエストナイルウイルスの予防ワクチンができている。ウエストナイルウイルスの感染に対して特別の治療法はなく、軽症の場合は発熱や疼痛のような症状は自然に消える。非常事態宣言によって、防疫に必要な財政支援がおこなわれことになる。・・・と、海外競馬ニュースにある。

地球温暖化は進行していると、だれもが間違いないと思える昨今の気候です。これからも吸血昆虫によって媒介されるウィルス病も増えてくることが予想されます。ニューメキシコ州で、8月27日にルイドソダウンズ競馬場近隣の牧場の馬が、馬伝染性貧血 の陽性反応を示したとのニュースもありました。日本に発生した時には、専門家が先頭に立っての効果的な防疫体制がとられてほしいものです。 ウィルスに詳しい人からの正しく、すばやい対応が行われてほしい。今回の馬インフルエンザ騒動から、このように感じてしまいます。そして、まだまだ簡易検査キットでのチェックは続くようです。農水省も財政支援を〜 防疫のためです。
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神戸新聞杯優勝。武豊騎手はスゴイね !

2007年09月23日 | 馬のいる社会
菊花賞トライアル 神戸新聞杯で、武豊騎乗のドリームジャーニー号が優勝。最後尾追走から、直線だけでごぼう抜き、しかも大外、テレビの前での分りやすい位置からの出来事。 いつもながらにあざやかな勝ち方に感動しました。

11レースの神戸新聞杯の前に行われた10レースの川西特別にもビックリ。なんと9歳馬のイセノイチが勝利。この馬の馬主さんは、三重県は桑名にお住まいの方。で、このブログでたびたび紹介している 三重ホーストレーニングセンター にたびたび休養にあがってくる。大橋調教師もこちらが地元です。 自然豊かな環境で、森林浴でリラックスできるのか、アットホームな雰囲気のなかで、無事是名馬を見せてくれました。ちなみに、このレースでの大本命馬だった タカオセンチュリー号(3着) も、この牧場にたびたびやってくる、矢作厩舎の所属馬。 惜しかったね、この矢作厩舎オリジナルの配合飼料が好走の秘訣なのかもしれませんね。

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生きることはあじわうこと。(山頭火) 

2007年09月22日 | 地方競馬場
名古屋競馬の開催も昨日で終わり、出走馬に対する馬インフルエンザ検査で陽性の馬が出なかったことで、昨日より、条件付きですが、入退厩が可能になりました。 入ってくる馬に関しては、直近での簡易検査で陰性であること、入厩したあと一週間の隔離を経て再び簡易検査をおこなって、陰性の馬だけが、無罪放免となるようです。 いちど汚染されたサークルの中に入るのに、外部から入ってくる馬については、汚染されていないことが条件とは、ちょっと違っているようにも思いますが・・・防疫の専門家からの決定であれば、仕方のないことです。( 軽種馬防疫協議会 の指導にもありますからね。) いち競馬ファンの立場にたてば、一週間の隔離は、逆に公正対策上、問題があるとも思えてしまいます。が・・・ともかく、入退厩が可能になったことで、いきなり約60頭の馬が届けを出したそうです。JRAからの未勝利馬の入厩もこれから増えてくるようです。


逆にこれからJRAに転進する馬も退厩することが可能になりました。デビュー以来、4戦4勝のこの馬も・・・ 原口厩舎のトーホウカラブラン号、トーホウエンペラー産駒の3歳馬。晴れの舞台、JRAでの活躍を期待したいものです。



生きることはあじわうこと。明日は全休日、実りの秋をたんのうしに出かけることにしました。さて、どこがいいかな・・・
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空に太陽があるかぎり。 太陽頑張る。

2007年09月21日 | 地方競馬場
開催日には、だいたい11時から4時30分まで、11レースほどが行われます。 最近は厩務員の数も少なくなってきて、130人ほどでしょうか。したがって、だれでも毎日、名古屋競馬場に馬を引っ張っていくことになります。名古屋競馬は、馬運車で運ぶ出張競馬です。 他の地方競馬場より、開催時には2時間ほど余計に仕事量が増えることになります。 ここ、2開催は馬インフルの検査と当日走る馬の健康チェックのため、朝から全員集合での作業が加わりました。時間外手当をだしてほしい、朝飯を食べる時間がなくなった、などとの苦情はありますが、総体的に検査には協力的なようです。でも日を経るごとに、疲れもピークになってきました。 ここはひとつ、どうも、どうも、おつかれさま というねぎらいの言葉ぐらいはあってほしいとだれもが思っていることでしょう。 できれば指示する側に立ちたいものです。


厩舎をまわっていると、目に付きました。厩舎の作業を手伝っている少年の名前は、 太陽 くん。(本名) 自ら進んで、仕事をこなしています。彼にも代々受け継がれてきた血脈があるようです。将来は、武豊騎手を目指して、名ジョッキーに ! いやいや どんどん勉強して、将来は、農水省のお役人を目指してね。

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昨日の、お父さん還暦おめでとう杯 を優勝した馬は・・・

2007年09月19日 | 地方競馬場


名古屋競馬、昨日の注目 冠レース お父さん還暦おめでとう 杯 を制したのは、フレンチデビュティ産駒の4歳馬、ピサノベントレー号 だった。 写真の馬です。レースを終えトレセンに帰って来たところです。
この素晴らしいネーミングを、どんな人が考えたのだろうか、想像してしまいました。
だれもが貧しい昭和の時代、そこで青春を過ごした団塊の世代と呼ばれる人々が、今ちょうど還暦を迎えようとしている。冠レースでおめでとうの気持ちをつたえる家族との関係。 冠レースを利用していただいたことに、どうもありがとうございますという気持ちが起きました。 他にも大勢、同じ立場の方がおられることでしょう。 記念に冠レースを申し込むのは今のうち。 今のうちです。 いつまでもあると思うな親と・・・


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