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リニア中央新幹線:「Bルートへ指導力を」 知事に要望書--上伊那議長会 /長野

 リニア中央新幹線の建設問題で、上伊那地域の8市町村議会の議長でつくる上伊那広域連合議長会が29日、県庁に村井仁知事を訪ね、諏訪・伊那谷を通る「Bルート」の実現に向けて、県がより強いリーダーシップを発揮するよう求める要望書を提出した。

 要望書では「より広い地域、より多くの県民が利用でき、その利便を享受できるBルートの建設を強く求める」と主張している。

 そのうえで、県に対して(1)関係の市町村や団体が同一歩調で積極的な運動を展開するため、より強力なリーダーシップを発揮する(2)関係団体と共に国、JR東海、国会議員に対し強力な要請活動をする--ことを求めている。

 代表の中村威夫・伊那市議会議長は、村井知事に「『Bルートしかない』という意気込みでやっていただきたい」と訴えた。ただ、知事は「相手のある話。しっかり頑張りましょう」と応じるにとどまった。

 村井知事は18日の定例会見で、県内が「Bルート」で合意に至った経緯を尊重するとしたうえで、JR側との調整は「どうしなければならないという明確な決意を持っているわけではない。できるだけ情報を共有し、どのような形で調整ができるのか、地域の期待もおさえながら努力したい」と述べていた。【竹内良和】

毎日新聞 2009年6月30日 地方版

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