|
ここから本文エリア 新型インフルエンザ 県内初感染2009年06月30日
新型インフルエンザの感染者が28日夜に県内で初めて確認されたことを受け、県は県発熱相談センター(088・823・9092)を7月3日まで、再び24時間対応にすることを決めた。一方、現時点で学校や保育所の休業、イベントの自粛などの要請はしない方針を確認した。 県健康づくり課によると、発症者は南国市在住の30代の女性。職業は「医療従事者」だが、不特定多数の人と会う職種ではないという。発症は27日午後5時ごろで、37度台の発熱を訴え、28日に県発熱相談センターに相談。同日午後3時過ぎに発熱外来を受診し、簡易検査で陽性だったため、県衛生研究所で遺伝子検査(PCR検査)をした。その結果、午後10時すぎに感染が確認された。症状は落ち着いているといい、現在は自宅で療養している。 女性は11〜24日に米国ニューヨーク、カリフォルニア両州に南国市在住の友人と2人で滞在。24日に成田空港に着き、25日に羽田空港を経て、高知空港から家族の車で帰宅した。26日は出勤し、27日は自宅で過ごした。 県は28日深夜、県新型インフルエンザ危機管理本部会議を開き、「感染者の接触は限定的で、感染が拡大する可能性は低い」として、学校の休業措置などはとらないことを確認した。 29日には女性が勤務する職場を調査し、感染の可能性があるとされる発症24時間前の前後に接触した22人を把握。このうち、2メートル以内で会話を交わすなどした2人を濃厚接触者とし、両親や友人と同様、自宅待機するよう要請した。 南国市は29日午後、記者会見を開き、橋詰寿人市長が「市民が冷静に対応できるよう正確な情報を提供したい。医療的な対応は県中心にお願いし、我々は予防対策に力を入れる。学校などにうがい、手洗いなどを再徹底したい」と述べた。
マイタウン高知
|