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記者のひとりごと:清瀬市の隠ぺい体質 /東京

 7月3日に告示される都議選の取材で、北多摩地域を歩く機会が増えた。東は西東京市、西は武蔵村山市……。車や電車を駆使して点在する事務所行脚を続けている。そんな中、清瀬市の星野繁市長が長期入院している報に接した。

 肺炎で体調を崩した星野市長は5月8日に入院。その事実は、副市長が職務代理者に就任した6月4日までひた隠しにされていた。「静養に専念してもらうため」という。分刻みで首長の動静を発表している自治体もあるというのに……。

 市によると、この間、63件の公文書が「市長決済」されていたそうだ。中には「新型インフルエンザ対策行動計画の一部変更」など、重要な案件もある。市の最終決定権者が不在の中、誰がどのように市政の方針を決めていたのか。市幹部に尋ねたが歯切れが悪い。

 公務に復帰した星野市長に聞いてみようと市役所を訪れ、面会を申し込んだ。「話すことはありません」。返ってきたのは広報を通じたこの短いコメントだけだった。【山本将克】

毎日新聞 2009年6月30日 地方版

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