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来日朝青、左でチョップ!ひじOK?

 少し日焼けしてモンゴルから再来日した朝青龍=成田空港
 少し日焼けしてモンゴルから再来日した朝青龍=成田空港

 大相撲の横綱朝青龍(28)=高砂=が29日、左ひじや腰の治療のために帰国していたモンゴルから名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)の番付発表に合わせて来日した。関係者によるとベンチプレスで200キロを上げるなど、本場所に向けてトレーニングを積んできたという。

 新番付では、夏場所で優勝して初の綱とりに挑む大関日馬富士が東の正位に座り、モンゴル出身の猛虎浪は立浪部屋から10年ぶりの新入幕。土佐豊は、2年前に力士暴行死事件が起きた時津風部屋から事件後初の幕内力士となった。

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 成田空港に降り立った朝青龍は無言を貫いた。「暑いな」と独り言をつぶやいただけで、迎えの車へ。左チョップで記者の1人をからかったことから、左ひじの状態は良好なようだ。

 同行した関係者は「横綱はジムワークをやっていました。ベンチプレスで200キロぐらい上げていました」と証言。自己最高記録が240キロと考えれば、完調に近づいていると言えそうだ。

 8月29日には、小学生を対象にした相撲大会「朝青龍杯わんぱく相撲」が両国国技館で行われる。横綱土俵入りで着用する大会専用の化粧まわしの作製も計画中。本場所では締めずに、来年春に大阪で予定されている第2回大会までは両国国技館の向かいの「ワールドちゃんこ朝青龍」に展示される予定だという。

 名古屋は昨年、途中休場に追い込まれており、朝青龍杯へ弾みをつける意味でも雪辱を果たしたい場所だ。関係者は「まずは相撲を取ってみてから」としており、名古屋でけいこを重ねて、初日へ照準を合わせる。

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