「ＤＥＥＰ　４２　ＩＭＰＡＣＴ」が３０日、東京・後楽園ホールで行われた。

　セミファイナルではＤＲＥＡＭ出場の山崎剛vs.ＨＥＲＯ’Ｓの宮田和幸というフェザー級注目対決が実現。フィジカルとレスリングに勝る宮田がテークダウンを奪っていくが、山崎も下からの腕十字、それがダメなら足関節と巧みに仕掛け宮田を脅かしていく。だが宮田の察知と対応は的確で山崎に極めを許さず、逆にパスして山崎のバックを奪っていく。そして最終３Ｒにはこの状態から山崎を引っこ抜くようにしてジャーマンスープレックス。決め手こそ欠いたものの、優位なポジションにつき攻勢の目立った宮田が判定２−０で勝利した。

　なお、桜井隆多と金原弘光のミドル級ベテラン対決はドロー、プロレスラー崔領二の兄・ＲＹＯvs.戦う元芸人ベルナール・アッカの一戦はＲＹＯが勝利を収めている。

　大会結果は以下のとおり。

■ＤＥＥＰ「ＤＥＥＰ　４２　ＩＭＰＡＣＴ」
６月３０日（火）　東京・後楽園ホール

＜第１１試合　メーンイベント　ＤＥＥＰミドル級タイトルマッチ　５分３Ｒ＞
[王者]●中西裕一（フリー）
（３Ｒ判定２−１）
[挑戦者］○福田　力（ＧＲＡＢＡＫＡ）
※福田が新王者に

＜第１０試合　セミファイナル　フェザー級　５分３Ｒ＞
●山崎　剛（ＧＲＡＢＡＫＡ）
（３Ｒ判定２−０）
○宮田和幸（Ｂｒａｖｅ）

＜第９試合　ミドル級　５分２Ｒ＞
△桜井隆多（Ｒ−ＢＬＯＯＤ）
（２Ｒ判定ドロー ）
△金原弘光（ＵＫＲ）

＜第８試合　８７ｋｇ契約　５分２Ｒ＞
○ＲＹＯ（ランズエンド・ＺＥＲＯ−ＯＮＥ　ＭＡＸ）
（２Ｒ判定２−０）
●ベルナール・アッカ（コートジボワール／フリー）

＜第７試合　無差別級　５分２Ｒ＞
●田澤和久（ＴＨＵＧ　ＬＩＦＥ香和）
（２Ｒ判定３−０）
○金親尊氏（チームタックル）

＜第６試合　ライト級　５分２Ｒ＞
○ＩＳＥ（ＰＵＲＥＢＲＥＤ大宮）
（２Ｒ判定３−０）
●クレベル・コイケ（ブラジル／ボンサイ柔術）

＜第５試合　ウェルター級　５分２Ｒ＞
●九十九優作（和術慧舟會ＴＩＧＥＲ　ＰＬＡＣＥ）
（２Ｒ判定３−０）
○ペ・ミョンホ（韓国／ＣＭＥ　ＫＯＲＥＡ／釜山チームＭ・Ａ・Ｄ）

＜第４試合　ウェルター級　５分２Ｒ＞
○岩瀬茂俊（Ｔ−ＢＬＯＯＤ）
（２Ｒ判定３−０）
●奥野泰舗（フリー）

＜第３試合　ミドル級　５分２Ｒ＞
○飛鷺輝（Ｘ−ＦＯＲＣＥ）
（２Ｒ判定３−０）
●長井憲治（Ｕ−ＦＩＬＥ　ＣＡＭＰ赤羽）

＜第２試合　６２ｋｇ契約　５分２Ｒ＞
○宮下トモヤ（パワーオブドリーム）
（１Ｒ１分３４秒　フロントチョーク ）
●岡元飛竜（マッハ道場）

＜第１試合　５８ｋｇ契約　５分２Ｒ＞
○ＲＹＯＴＡ（キングダム・エルガイツ）
（２Ｒ判定３−０）
●パット・アンギャンコ（グアム／スパイク２２）


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[ スポーツナビ 2009年7月1日 0:11 ]