◆　スパーは７月６日まで計画　◆

　世界王者・長谷川穂積が２９日、神戸市のジムで８回のスパーリングを消化し、９度目防衛戦前の通算回数が１０１回に達した。スパーは７月６日まで計画し、減量も同時進行する調整のピーク。蓄積した疲労は隠せないが、最終回もタイミング抜群のカウンターを放って仕上がりは問題なさそうだ。練習前には長谷川らが計１００人を試合会場に招待する神戸市中央区の中学校を代表して神戸生田中の久保英志校長らがジムを訪問。「何かをやり遂げる素晴らしさを感じ取ってほしい」と同僚の元世界王者・高山勝成は呼びかけた。

[ 2009年6月30日付 ]