南アフリカ共和国 Republic of South Africa

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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

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感染症危険情報(新型インフルエンザ感染が確認されている国)の発出(6月30日)(2009/06/30)


 ●世界保健機関(WHO)は6月12日(日本時間)、現在の多くの国における
  感染の客観的状況と専門家の評価から、新型インフルエンザのパンデミ
  ック警戒レベルをフェーズ5から6に引き上げました。
 ●また、同時に、WHOは、この新型インフルエンザの感染者の圧倒的多数
  が軽症であり、早期に回復していること、及び世界的には死者数は少な
  く、今後重症・死亡例の急増はない見通しを伝えつつ、引き続き渡航制
  限は推奨しないとしています。他方、更なる感染拡大は不可避であるこ
  と、特に途上国における更なる感染拡大が懸念される旨指摘し、30代か
  ら50代の方々、基礎的疾患を持つ方及び妊娠中の女性が感染すると重症
  化する場合があるともしています。
 ●つきましては、新型インフルエンザが確認されている国及び地域は以下
  のとおりですが、上記のような世界的感染拡大にかんがみ、今後、海外
  に渡航を予定されている方及び既に滞在されている方は、渡航・滞在先
  の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意の上、感染防
  止に努めるとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診
  してください(ただし、国によって状況が異なりますので、渡航・滞在
  先の公館等にご確認ください。)。

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.6月30日午前9時現在、WHOにより感染が確認されている国・地域(日本
 を除く。※は今回追加した国・地域。)は以下の通りです。
   アルジェリア、アンティグア・バーブーダ、アルゼンチン、
   オーストラリア、オーストリア、バハマ、バーレーン、
   バングラデシュ、バルバドス、ベルギー、ボリビア、ブラジル、
   ブルネイ、ブルガリア、カンボジア、カナダ、カーボヴェルデ、
   チリ、中国(含む香港)、コロンビア、コスタリカ、
   コートジボワール、キューバ、キプロス、チェコ、デンマーク、
   ドミニカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エジプト、
   エルサルバドル、エストニア、エチオピア、フィジー、
   フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、グアテマラ、
   ホンジュラス、ハンガリー、アイスランド、インド、インドネシア、
   イラン、※イラク、アイルランド、イスラエル、イタリア、
   ジャマイカ、ヨルダン、韓国、クウェート、ラオス、ラトビア、
   レバノン、※リトアニア、ルクセンブルク、マレーシア、メキシコ、
   ※モナコ、モンテネグロ、モロッコ、※ネパール、オランダ、
   ニュージーランド、ニカラグア、ノルウェー、オマーン、パナマ、
   パプア・ニューギニア、パラグアイ、ペルー、フィリピン、
   ポーランド、ポルトガル、カタール、ルーマニア、ロシア、サモア、
   サウジアラビア、セルビア、シンガポール、スロバキア、
   スロベニア、南アフリカ、スペイン、スリランカ、スリナム、
   スウェーデン、スイス、タイ、トリニダード・トバゴ、チュニジア、
   トルコ、ウクライナ、アラブ首長国連邦、英国、米国、ウルグアイ、
   バヌアツ、ベネズエラ、ベトナム、イエメン、台湾、
   ケイマン諸島(英)、西岸・ガザ地区、バミューダ島(英)、
   英領バージン諸島、フランス領ポリネシア、マルチニーク島(仏)、
   オランダ領アンティル(キュラサオ島及びシント・マールテン島)、
   マン島(英)、ジャージー島(英)、ガーンジー島(英)
 ○独自に感染確認を公表している国(1か国、※は今回追加した国):
   ※ケニア

2.感染防止対策
  下記の点に留意し、感染防止に努めてください。
(1)外出の機会を減らすため、十分な水・食糧の備蓄を行う。

(2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防
  ぐため、マスクを着用する。

(3)積極的に手洗いやうがいを行う。

(4)ウイルスは粘膜を介して感染するので、うかつに目、鼻、口などの粘
  膜部分に手で触れない。

(5)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、迷わず
  現地の医療機関の診療を受ける。

3.現在、多くの国においては、入国時の健康チェック(体温確認等)が行
 われています。その際、発熱、インフルエンザ様症状が疑われた場合に
 は、新型インフルエンザ感染の確認等のため、一定期間待機を求められる
 場合がありますので、日本出発時に発熱等不調を感じられた場合には出発
 前に都道府県による新型インフルエンザ相談窓口発熱相談センター
 ( http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090430-02.html )
 等にご相談されることをお勧めします。

4.わが国入国前の検疫ブースにおいて、健康カードを配布し、発症した場
 合には医療機関を受診するよう注意喚起しています。各保健所等に設置さ
 れた発熱相談センターでは、医療機関の紹介、自宅療養患者への相談対応
 等の情報提供を行っていますので、御相談ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)4484
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)

(関連ホームページ)
 ○厚生労働省ホームページ
  http://www.mhlw.go.jp/
 ○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連)
  http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
 ○世界保健機関(WHO)ホームページ(新型インフルエンザ関連)
  http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/ (英語)


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本情報は2009/07/01現在有効です。
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南アフリカに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/06/16)


 ●ヨハネスブルク、プレトリア、ケープタウン及びダーバン
    :「十分注意してください。」(継続)

地図1 
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)南アフリカでは、2009年4月に国民議会の総選挙が行われ、与党のア
  フリカ民族会議(ANC)が6割以上の議席を得て勝利しました。翌5月、国
  民議会(下院)にて、同党のズマ総裁が新大統領に選出され就任しまし
  た。
   総選挙は特段の混乱はなく平穏に実施され、その後の南アフリカの政
  情も安定しています。しかしながら、周辺諸国からの不法移民を含む貧
  困層の流入、外国人を含む組織された犯罪シンジケートの活動、容易に
  銃器が入手できること等を背景に、犯罪は引き続き発生し、特に都市部
  及びその周辺地域で多発しています。

(2)ヨハネスブルグやプレトリア等の都市部では、武装強盗、強姦、窃盗
  等の犯罪が多発しています。最近は、偽警官による犯罪や、空港から尾
  行されて自宅前等で強盗に遭った例が特に目立っています。尾行強盗に
  ついては空港から遠い地方都市でも発生しているので注意が必要です。

(3)低所得者の間には、好転しない失業率や労働条件等への不満が潜在し
  ているため、各種労働団体が行うデモやストライキでは、参加者が暴徒
  化する傾向にあります。このため、当局による取締りも厳しく、デモ行
  為を鎮圧するために催涙弾や放水車が用いられることもあります。
   また、これらの不満が外国人排斥に向かうことがあり、2008年前半に
  は、ヨハネスブルグ及びプレトリアにおいて、他のアフリカ諸国からの
  不法移民が地元民の襲撃を受けて死亡する事件が発生しました。

2.地域情勢
 :「十分注意してください。」
(1)ヨハネスブルグ
   ヨハネスブルグのダウンタウン地区(カールトンセンター付近からヨ
  ハネスブルグ中央駅及びヒルブローに至る地区)では、殺人、強盗、強
  姦、恐喝、暴行、ひったくり、車上狙い、麻薬売買等の犯罪が時間、場
  所を問わず発生しています。
   上記地区に位置するヨハネスブルグ中央駅付近や長距離バスターミナ
  ル等においては、邦人旅行者が付近を通行中に首絞め強盗(旅行者を複
  数で襲い、突然背後から首を絞めて所持品を奪う強盗)に襲われる事件
  が頻発しています。これらの事件は白昼、人通りが多い所でも発生して
  おり、中には長距離バスから下車した直後に襲われた例もありますの
  で、可能な限り市中の公共輸送機関の利用は避け、同地区には立ち入ら
  ないようお勧めします。やむなく長距離バスを使う場合には、宿泊先や
  訪問先に出迎えを依頼し、出迎えが来るまでターミナルビル内に止まる
  ようにしてください。また、タクシーを利用する場合には宿泊先等を通
  じて信頼できる業者を手配し、利用してください。
   タウンシップ(いわゆる黒人居住区)内においては、他のアフリカ諸
  国からの不法移民を狙った襲撃事件が発生しており、一般犯罪率の発生
  率も高いので、信頼できる案内人がいないまま立ち入ることは極力避け
  てください。
   従来、比較的安全とされてきたヨハネスブルグ郊外においても、ショ
  ッピングセンター内の銀行や宝石店に武装強盗団が押し入り、警備員や
  駆けつけた警官との間で銃撃戦となった事件や、在留邦人がよく利用す
  るレストランの営業時間中に拳銃強盗が押し入り、店からだけでなく客
  からも金品を強奪する事件も発生しています。また、最近は特に、偽警
  官による犯罪の被害が目立ちます。偽警官は、麻薬捜査を口実に走行中
  の車を止めて身分証明書や財布等の提示を求め、財布から高額紙幣を抜
  き取るといった手口を使います。

(2)プレトリア
   首都プレトリアは、ヨハネスブルグの北方約70kmに位置しており、犯
  罪発生傾向もヨハネスブルグと似ており、セントラル地区において強盗
  や窃盗等の犯罪が日常的に発生しています。同地区以外のマメロディ地
  区、サニーサイド地区、プレトリア・ウエスト地区でも武装強盗や殺
  人・強姦といった凶悪事件、スマッシュ・アンド・グラブ(下記3.
  (3)(イ)参照)、カージャック、自動車・バイク盗、車上狙いが多
  発しています。近隣のタウンシップにおいても一般犯罪の発生率が高い
  ので、立ち入ることは極力避けてください。従来は比較的に安全であっ
  た郊外のブルックリン地区においても一般住宅への武装強盗の襲撃事件
  が増加しています。また、プレトリア駅周辺やバスターミナル付近で
  は、日中でも邦人旅行者が路上強盗(首絞め強盗)に遭う事件が報告さ
  れておりますので、鉄道又はバスを利用される方は、あらかじめ宿泊先
  又は旅行業者等に送迎車を依頼するようにしてください。また、市内に
  滞在中は、周囲に対する警戒を怠らず、身の安全を第一に考えて慎重に
  行動してください。

(3)ケープタウン
   観光地として有名なケープタウンにおいても犯罪件数は高水準で推移
  しており、主に強盗、窃盗、ひったくり、置き引き、クレジットカード
  不正使用などの一般犯罪が多発しています。観光客で賑わうウォーター
  フロント地区や市内高級ホテル、レストランでも置き引き被害やクレジ
  ットカードのスキミング等の被害が在留邦人や旅行者より多数報告され
  ていますので、身の回り品の取り扱いには十分注意し、また、カードで
  の支払いは必ず自分の目の前で行うようにしてください。
   タウンシップには、ギャング、麻薬密売業者、売春婦等が存在する地
  域が多く、迷い込むと非常に危険ですので、訪問を希望する場合には、
  ガイド付きツアーに参加する等、団体で行動することをお勧めします。
  加えて市街地(特にロングストリートやケープタウン中央駅周辺)にお
  いても、麻薬密売業者等が多く、邦人旅行者の路上強盗被害も報告され
  ていますので、昼夜を問わず一人歩きは極力避け、やむを得ず単独で行
  動する場合はひと気がなく不慣れな場所からの乗合いタクシー利用は極
  力避け、特に夜間は短距離であっても信頼のおけるタクシー会社より手
  配するようにしてください。
   また、最近では、乗り合いタクシー(通称「タクシー」、「ミニバ
  ス」)に扮した車両(運転手と乗客がグル)に客をおびき寄せ車内で金
  品を強奪するという事件も複数発生していますので、ひと気がなく不慣
  れな場所からの乗合いタクシー利用は極力避け、特に夜間は短距離であ
  っても信頼のおけるタクシー会社より手配するようにしてください。

(4)ダーバン
   市中心部の治安状況は悪く、殺人、住居侵入強盗、路上強盗の犯罪が
  多発しています。昼夜を問わず市中心部では一人歩きは避け、慎重に行
  動する必要があります。市中心部に位置する国際会議場と隣接の高級ホ
  テル周辺、海岸沿いのマリーンパレード通りにある高級ホテル街でも、
  散策中の邦人旅行者が強盗やひったくりに遭う被害が発生しています。
  また、同市郊外のホテルでもロビー等での置き引き事件が発生していま
  すので、注意が必要です。

  つきましては、上記の各地域に渡航・滞在される方は、犯罪や事件に巻
 き込まれないよう、それぞれの情勢を踏まえ、十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
  旅行者及び滞在者は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避ける
 ようにしてください。また、外務省、在南アフリカ日本国大使館、在ケー
 プタウン出張駐在官事務所、現地関係機関等より最新情報を入手するよう
 努めてください。滞在に当たっては、「安全対策基礎データ」を参照する
 とともに、下記の各事項についても十分注意してください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)南アフリカへの渡航に当たっては、観光目的で滞在期間が90日以内
   の場合には、査証(ビザ)は不要ですが、事前にパスポートの残存有
   効期間が30日以上あること及び南アフリカ入国時に未使用の査証ペー
   ジが1ページ以上あることを確認してください(南アフリカを経由し
   て第三国へ行く場合にも同様ですので、少なくとも訪問国数分の未使
   用のページが必要となります。)。到着時の入国審査で、査証欄に余
   白がなかったために入国を拒否される邦人の事例が後を絶ちません。
   また、外出時にパスポートを所持していなかった邦人旅行者が警察に
   拘束されるという事件も発生していますので、滞在中は常にパスポー
   ト等の身分を証明できるものを携行するようにしてください。
 (ロ)昼夜を問わず銃器やナイフ等を使用した強盗事件が発生していま
   す。万一これらに遭遇した時は、生命に危険が及ぶ可能性があります
   ので、武器を所持している相手に抵抗したり、相手を刺激するような
   行為や言動を避けてください。
 (ハ)ナイジェリアを主な舞台として頻発してきた国際的詐欺事件(いわ
   ゆる「419号事件」)が南アフリカにおいても頻繁に発生しており、
   邦人の被害も度々報告されていますので十分注意してください。この
   事件は詐欺だけに止まらず、武装した犯人による監禁、身代金要求と
   いった犯罪手口も出てきております。2008年9月には偽の商取引にお
   びき寄せられた日本人出張者が誘拐され、身代金を要求される事件が
   発生しましたが、南アフリカ警察により無傷で救出されました。しか
   し、外国人被害者の中には殺害された例がありますので、十分な注意
   が必要です(詳細については、「安全対策基礎データ」及び広域情報
   を参照してください)。
 (ニ)銀行やATM機等から現金を引き出した直後に強盗に襲われる被害や、
   カード情報の読み取り機を仕掛けられたATMを介して、現金が不正に
   引き出される事件が多発しています。人通りの多いショッピングセン
   ター内であっても安心できません。ATMから現金を引き出す際は周囲
   の状況に注意を払うようにしてください。
    クレジットカードのデータを不正に読み取って多額の引き落としを
   謀るスキミングの被害もあります。クレジットカードを使用する際に
   はカードから目を離さないようにしてください。高級ホテルやレスト
   ランにおいても、従業員が買収されている可能性がありますので、油
   断は禁物です。
 (ホ)いわゆるタウンシップには、極力立ち入らないでください。また、
   タウンシップに限らず、多数の人が集まる場所でデモや暴力事件を見
   かけた場合は、当事者だけでなく、見物人も含めて暴徒化し、略奪行
   為に発展する可能性がありますので、直ちにその場を離れてくださ
   い。
 (ヘ)南アフリカでは、十分な治療を受けられる医療機関は限られてお
   り、その医療費は高額ですので、事前に海外旅行保険に加入すること
   をお勧めします。なお、クレジットカード付帯の保険では保証金額が
   十分でないため、症状が重い場合には自己負担額が極めて高額になる
   ことがあります。

(2)観光旅行者向けの注意事項
 (イ)大都市の中心部及び周辺地区では、外国人旅行者に対する路上強盗
   やレストラン強盗、恐喝、スリ、ひったくり等の犯罪が日常的に発生
   しており、邦人の被害も報告されていますので、同地区ではこれらの
   被害に遭わないよう最大限の注意を払ってください。不幸にして強盗
   に遭遇してしまった場合には、抵抗するとかえって危害を加えられる
   恐れがあります。
 (ロ)西ケープ州等では、これまでにも邦人旅行者が植物や昆虫の違法採
   取で逮捕され罰金刑となる事件が発生しています。貴重な動植物や昆
   虫が生息する南アフリカでは、自然保護の観点から近年取締りが強化
   されています。不用意に動植物や昆虫等の採取等はせず、南アフリカ
   の法律を遵守してください。
 (ハ)電車、バス、ミニバス(ブラックタクシー)等の公共交通機関の利
   用は可能な限り避けてください。列車内における犯罪被害が増加して
   います。また、駅やバス・ターミナル付近では白昼の人通りが多い場
   所でも、外国人旅行者を狙った路上強盗が頻発しており、邦人旅行者
   の被害も頻繁に報告されています。

(3)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)交差点で停車中に助手席側窓ガラスを割り、座席においてあるバッ
   グ等を強奪する「スマッシュ・アンド・グラブ」が多発していますの
   で、車のドアは必ずロックし、助手席等外部から見える場所にバッグ
   やウエストポーチ、貴重品等を置かないでください。ちなみに、女性
   一人での運転は被害に遭いやすい傾向にあります。また、ヒッチハイ
   クしている者は乗せない、暗闇では停車しない等の注意も必要です。
 (ロ)住居侵入強盗やレストラン強盗及び、帰宅途中に不審車両に追尾さ
   れ武装強盗に襲われるといった邦人の被害例が増えていますので、住
   居等の防犯対策に万全を期すとともに、外出の際には犯罪に巻き込ま
   れないよう身の周りの安全に十分注意してください。ただし、最近の
   犯罪傾向からして、強盗被害に遭う可能性が高くなっていますので、
   万が一強盗に遭遇した場合の対応や、被害の速やかな回復を図るため
   クレジットカード等の番号を控えたり緊急連絡先を用意するなどの対
   策も併せて講じてください。
 (ハ)過去に正規の労働許可(労働査証)を取得するよう、南アフリカ内
   務省より警告を受けたにもかかわらず、業務のためとして、労働査証
   を取得せずに90日以内の南アフリカ滞在を繰り返す例が報告されてい
   ます。この場合は、たとえ所属会社内では長期出張の扱い(現地への
   転勤扱いではない)であっても、あらかじめ在日南アフリカ大使館か
   ら労働査証を取得するようにしてください。
 (ニ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
   で、到着後遅滞なく最寄りの在南アフリカ日本国大使館又は在ケープ
   タウン出張駐在官事務所に「在留届」を提出してください。また、住
   所その他の届出事項に変更が生じたとき又は南アフリカを去る(一時
   的な旅行を除く)ときは、その旨を届け出てください。
    なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット、
   http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。ま
   た、郵送、FAXによっても行うことができますので、在南アフリカ日
   本国大使館まで送付してください。

(4)隣国のナミビア、モザンビーク及びジンバブエの危険情報にも御留意
  ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
 ○在南アフリカ日本国大使館
  住所:259 Baines Street, corner Frans Oerder Street, Groenkloof,
      Pretoria 0181, Republic of South Africa.
  電話: (27-12) 452-1500
  FAX : (27-12) 460-3800〜1
  ホームページ: http://www.za.emb-japan.go.jp/index_jp.html
 ○在ケープタウン出張駐在官事務所
  住所:2100 Main Tower, Standard Bank Center, Heerengracht,
      Cape Town, 8001, Republic of South Africa
  電話: (27-21) 425-1695〜6
  FAX : (27-21) 4182116


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