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Kyoko Shimbun 2009.06.29 News


 話題作『ヱヴァ』、スクリーン切り裂かれるこれは嘘ニュースです

 28日午後、アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の上映中、興奮した一部の観客がスクリーンをカッターナイフのようなもので切り裂く事件があった。通報を受けた警視庁は現場にいた男女3人を威力業務妨害の疑いで逮捕した。当時劇場内は満員だったが、ケガ人はいなかった。

 調べによると、事件があったのは午後2時ごろ。映画の上映開始約40分後、一人の女性(28)が突如大声を上げて持っていたカッターナイフのような刃物でスクリーンを切り裂いた。さらに男性2人がそれに引き続いてスクリーンに走り寄り、そのうち一人は持っていた「ペプシしそ」を投げつけた。

 映写室の係員が異常に気づいたため、フィルムの上映をストップ。満員だった劇場内は一時騒然となったが、3人はまもなく通報を受けた警官に取り押さえられた。逮捕当時、この女性は赤い色の全身スーツを身につけていたことから、いわゆる「コスプレイヤー(アニメなどのキャラクターと同じ衣装を着る人々)」と見られる。

 逮捕された女性は調べに対し「私の大好きなアスカがあんな目に遭ったことにショックを受け、居ても立ってもいられなくなった。そこから先は何も覚えていない。」と供述。また同じく逮捕された男性の一人(36)も「拙者のアスカに対する気持ちが踏みにじられた。」と興奮して話している。さらにもう一人の男性(22)は「映画の出来より、『ペプシしそ』のまずさに腹が立った」と供述している。

 事件当時同じ劇場内にいた男性は「最後までちゃんと見ていればこんなことにならなかったのに」と話した。また『ヱヴァンゲリヲン』の広報担当者は「10年前の前作と異なり、今回の『ヱヴァ』はよりエンターテインメント性を高めた作品。今回の件に懲りず、いつまでも絶えることなく友達でいてほしい」と語った。

 写真=『ヱヴァンゲリヲン』のヒロイン・赤木リツコ博士 (c)カラー

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