「カジノ特区」受理、国が秋に回答 佐世保、長崎など共同提案

| | 国が「カジノ特区」を受理したことを報告する朝長市長=佐世保市役所 |
朝長佐世保市長は29日、市役所で会見し、ハウステンボス(HTB)でカジノを解禁する「カジノ特区」を同日、国に提案し受理されたことを明らかにした。国は9月ごろ、検討結果を回答する見通し。
提案内容は外国人観光客対象のカジノ設置と特別法の制定。長崎、諫早、大村、西海、佐賀県嬉野、武雄の各市、佐世保商工会議所、西九州統合型リゾート研究会と共同提案した。
朝長市長は「金融危機や円高で西九州地域の観光産業は低迷している。世界との観光競争に勝ち残るため、カジノを核に東アジアに近い地理的ポテンシャルと環大村湾の観光資源などを生かした地域再生のモデル事業としたい」と述べた。
市長は提案に先立ち25日、東京で森英介法相や佐藤勉総務相、鳩山邦夫前総務相らと面会したことも明らかにし「できる限り国にアプローチした」と述べた。
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