大滝秀治は、70万回ケータイを見たか。
テーマ:雑記この間観た「京都迷宮案内」の元判事役も素晴らしかったが、CMも印象深い。キンチョールのCMの「つまらん、お前の話はつまらん」というのもよかったが、今、流れているソフトバンクのCMもいい。
日本人は、一日に平均24回、ケータイを見る。1年間では、約8800回。80年では、約70万回。
その数字に84歳の大滝秀治が驚くという展開だ。
「70万回、70万回もケータイを見るのかあ、ひぇー」
一つ一つのセリフ回しが実に大滝秀治で、見ていて笑えるのだ。CMとしての破壊力はキンチョールの方が上だが、ソフトバンクのCMもいい出来だ。
そう言えば、DoCoMoとauの最近のCMが記憶に残っていない。
CMの面白さは、基本的には企業の頭の柔らかさに比例する。いくら面白いCMを作っても、それを採用するかどうかは企業次第だ。
DoCoMoの担当者なら、こう言う。
「70万回? でも携帯電話は、80年も歴史がありませんよ。したがって、大滝さんが70万回と驚くのは、おかしいでしょう。少なくとも私は上司を説得できない」
auの担当者なら、こう言う。
「大滝秀治さんですか。うーん。でもやっぱ、若い人に人気がないと駄目なんじゃないの? 仲間由紀恵さんに言ってもらいましょうよ」
私は、グリコでやっているサザエさんのCMレベルの面白さがないと、ソフトバンクのCMには太刀打ちできないと思う。サザエさんのCMは、そのままケータイのCMにも応用できる設定なのだが、おそらくDoCoMoの担当者はこう言う。
「タラちゃんがたこ焼き屋? イクラちゃんがIT企業の社長? それは、ない。リアリティがなさすぎる。タラちゃんはあの優しい性格を活かすべきでしょう。成人して福祉の仕事に就いている。うん、老人介護をしているタラちゃんなんていいじゃないですか。そうしましょう」
で、面白さが台無しになるという訳だ。そして、CMの認知度も落ちていくのだ。面白くも哀しい話である。
ソフトバンクもNokiaがなくなったので、魅力が半減したなあ。
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1 ■グリコのサザエさんのCMは
YouTubeの動画で拝見しました♪
これはなかなかウケますね(*^o^*)
さくらは今のソフトバンクのCMは見ていないのでよくわかりませんが、でも。。
「80年では、約70万回」って。。
きっとさくらは。。
「ん?
まさか生まれた時からケータイは使わないんだから10歳からケータイを持ったとしても、90歳まで生きないと約70万回にはならないかも??」と
突っ込みそうです(〃∇〃)ゞ
どうもすみません。。m(_ _)mペコペコ。。
因みに、さくらは「一日に平均24回」もケータイを見ません。
寝る前にニュースとか見ますけど。。
これはきっとたくさんメールがくる方でしょうね。