2009年6月30日 18時34分更新
ロシアの世界的な音楽学校の院長が30日、岡山市の高校で講演し、生徒たちに「音楽を学ぶには技術だけではなく幅広い知識や教養が必要だ」と話しました。
講演を行ったのは、ロシアの音楽学校、国立モスクワ音楽院で院長を務めるアレクサンダー・ソコロフさんで、30日は、岡山市中区にある岡山城東高校で音楽を専門に学んでいる生徒、およそ60人を前に話しをしました。
講演の中でソコロフ院長は、ロシアでは小さいころから音楽の専門的な勉強を行っていることや、音楽を学ぶには技術だけではなく、音楽への理解を深めるための幅広い知識や教養が必要だと述べました。
講演のあと、生徒たちはソコロフ院長へのお礼として学校の校歌を合唱しました。
参加した生徒は「一般教養などの幅広い知識が音楽の幅や演奏の深さにつながることなど、ロシアとの教育の違いが分かって良かった。」と話していました。