好きな本(6) [2005年07月24日(日)]
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『ぶらんこ乗り』
いしい しんじ著 本の内容: 小学生の少女の視点から書いた弟との 生活を書き言葉ではなく、話し言葉にてリアルに 表現する異色作。 とても容姿端麗な姉と 秀才な弟。 この二人の兄弟の深い絆、そしてこの二人の 家族と飼い犬が織り成す 優しくて思わず笑って昔を懐かしんでしまう 珠玉の作品 びっくりしました。 こんなに綺麗な作品の書き方があるんだ!と。 作者の性格がこんなににじみ出てくる作品もなかなかないです。 ひたすらこの少女の過去を振り返るように語る文章が、 小説を読んでいることを忘れてしまうほどでした。 もうこれは、本の世界をはるかに超えて、ドラマですね。 本当に子どもの頃に自分が返っていくようで とてもワクワクしたり、変に悲しくなったりで 感情がグラグラ動いて疲れます(笑)。 でも、読み終わると家族っていいな、兄弟っていいなって ほんわりとした余韻がずっと続きます。 最近の、家庭内でのコミュニケーション不足などと 呼ばれている家庭にぜひ読んでもらって元気を 貰って欲しいと思う作品です。 ぜひ、家族で読んでみて下さい!お勧めです♪ |