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昨年度の食中毒、2万4千人余―厚労省

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 昨年度の全国の食中毒発生件数は1369件で、2万4303人の患者が出ていたことが、厚生労働省の調べで分かった。死者は4人だった。前年度と比べると、発生件数は80件の増、患者数は9174人減、死者は3人減だった。

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 発生件数を月別に見ると、多い順に10月157件、8月149件、9月143件、6月136件。10月の発生状況では、原因が把握できたもののうち約4分の1が「ツキヨタケ」など毒キノコの摂食によるものだった。

 都道府県別では、広島が273件で最も多く、東京の106件、大阪の96件、神奈川の69件がこれに続いた。患者数は、多い順に大阪2071人、広島1602人、東京1442人、神奈川1320人。このほか長野、愛知、兵庫、福岡でも1000人を超えた。

 原因別の発生件数では、「魚介類」が106件で最多。以下は、定食や弁当など「複合調理食品」103件、「肉類及びその加工品」96件、「野菜及びその加工品」87件などの順だった。患者数は「複合調理食品」が3646人で最多。次いで「肉類及びその加工品」1410人、「魚介類」925件、「菓子類」726件などと続いた。

 原因施設が判明した1041件では、「飲食店」が634件と最も多く、「家庭」151件、「旅館」78件、「仕出し屋」62件などがこれに続いた。


更新:2009/06/30 15:57   キャリアブレイン

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