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2004年7月2日
NTTコミュニケーションズ株式会社


大手町ビル電力設備故障の発生原因について


 2004年5月31日に発生しました、弊社大手町ビルにおける電力設備故障の原因の詳細が判明しましたのでご報告します。

 故障発生時と同様の環境を設定し、再現試験を実施したところ、以下の2つの装置の動作不良が複合して発生した故障であることが判明しました。

  1. 無停電交流電源装置(UPS)の部品故障による予備系回路への切替え動作不良

  2. 上記を引き金とした、交流変圧分電盤内の部品の異常動作による供給電源断
 UPSの部品故障については、発生確率の極めて低い事象であり、今後、UPSの二重化などにより更なる信頼性の向上を実現していきます。また交流変圧分電盤内の部品の異常動作につきましては、特定の期間に製造された部品の不具合によるものであり、早急に部品の交換を実施いたします。

 なお、原因究明に長時間を要したこと、また電力設備故障によるサービス停止によりお客さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを改めて深くお詫び申し上げます。



故障再発防止に向けた対策

故障再発防止に向けた対策


 また、より信頼性を向上させ、安心してご利用いただけるように、次の施策を実施します。

    電力施設における空調設備の見直し
    サービス系装置の分散収容による故障範囲の極小化など信頼性の向上