完済後も過払いを取り戻せる!
消費者金融などの業者と長期間にわたって取引をしていたけれど、もう完済しているから過払いの取り戻しはできない…とあきらめていませんか?
すでに完済している取引であっても、一定の要件を満たしている場合は、過払い金の返還請求手続きを行うことが可能です。
完済後に過払いを取り戻すための要件
では、どのような要件を満たしていればいいのかを見ていきましょう。
なお、過払い金返還請求手続きが可能かどうかは、個々人の業者との取引内容によっても異なるため、以下の要件を満たしていれば必ず過払いの返還請求が絶対に可能ということではありません。
具体的な判断をされる際には、弁護士や司法書士といった専門家のアドバイスを受けられることをお勧めいたします。
要件1〜利息制限法の上限利率を超えた取引であったこと〜
そもそも業者との取引が、利息制限法の上限利率を超えていなかった場合は、過払いが発生することはありません。
| 借りたお金 | 業者がとれる利息の上限 |
| 10万円未満 | 年率20% |
| 10万円以上100万円未満 | 年率18% |
| 100万円以上 | 年率15% |
要件2〜完済から10年が経過していないこと〜
完済をしてから10年が経過している場合は、時効が完成しており、過払いを取り戻すことができない可能性があります。
完済の時期をはっきりと覚えていない方や、完済からすでに10年近い歳月がたっているという方は、お早めに手続きに着手されることをお勧めいたします。
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