Hatena::Diary

cherchez la femme.

07 April, 2009

受験についていまさらまとめてみる

ちょっとコメントにあったから,ここでまとめて書いておきますね。

受けたのは,今いるSFC(環境と総合どっちも)と,上智の経済学部経営学科と,学習院法学部政治学科です。上智は落ちました。

自己採点的には,SFCの英語はどっちも75%くらい(若干環境のほうが良かった),学習院は英語・国語(現代文+古文)について自己採してないけど日本史が大変な点数(5,6割)だった覚えがあります。上智は英語が7割強で,国語(現代文)も日本史も5,6割でした。

高校では,必修のほかに選択科目で日本史+経済+古典(古文)+美術を取っていて*1,普段は予備校に通っていませんでした。冬期直前講習では,SFC小論文とSFC英語,上智英語を取っていたと思います。日本史やってたか全然覚えてない。センターは受けていませんし,はなから受ける気もありませんでした。

というのが前提かな。受験環境って人によってさまざまだから,自分の環境について書かないと無意味かと思ってだらだら書きました。

第一志望が残念ながらSFCだったので,SFC対策ばかりしてました。日本史はおまけ程度,古文や現代文はまじで無視してましたね。だから上智落ちたに違いないんだけど。

SFCは英語と小論文しかない特殊な入試制度ですね。私はもっぱら英語のみやってました。参考書としてあげたいのは,英単語帳。DUO→リンガメタリカ→速単上級編の順番で,ごりごり覚えていったと思います。リンガメタリカを覚えきったのが10月だか11月(河合の早慶OPの直前),速単を覚えきったのが12月末(代ゼミ慶大プレの直前)です。他に有用だったと思う参考書はありません。

問題集は,長文のもの。河合塾かなんかからでてる,長文読解700語とかそういうのから始めて(夏ごろ),後期(10月以降)はトフルゼミナールからでてる『SFCの英語』ってやつを使っていました。12月ごろからは,SFCの過去問を解けるだけ解いてましたね。最近の過去問だけはしばらくとっておいて,学校の図書館にあった赤本をコピーしまくってました。96年とか97年くらいまでは入手出来た気がする。環境総合関係なく,1日1年分くらいのペースでやったりサボったりしてました。

英単語と長文読解だけやってたので,作文や英文法はほとんどわかりません。ただ,SFCのことだけ考えると,大して必要ないかな,と思ってね。上智経済も学習院の傾向も幸い,英語長文が出る感じだったので(多分)。

あとは,英字新聞をざっと読んだり,TIMEを読んだりしていました。分からない単語があっても文章の大意がつかめるようにするための特訓ですね。分からない単語をいちいち調べることはめったにありませんでした。

受験レベルでつかむべき単語は速単上級までやれば充分だと思ったし,分からない単語も接頭語(だっけ)とかで予想ついたりするし。それでもどうにもならない単語はネイティブでも怪しい単語かもしれないわけで,じゃあもう知らんわ,って感じです。

小論文は,私は何も対策していません。あーまぁ一応,1月に入ってから市立図書館で,SFC(というか環境情報学部)が好きそうな題材の本(『デザイン言語2.0』とか)を数冊読んで,直前期には,SFCシラバスとか,SFCの理念とか頭に入れておくようにしました。過去問も,講習で取り上げられたもの以外は目を通しただけで,書こうともしなかった。

そこまで無鉄砲だったのは,河合の早慶OPで,小論文が全国2位っていう成績だったからですね。冬期・直前講習の小論文講座でも,何回か模範解答に選ばれたし。何が出るかわからん小論文に時間かけるくらいなら,確実に力ののびる英語を重視したほうがいい,っていう方針です。最終的に,英語も代ゼミプレで全国10位くらいの成績まで伸ばせたので,まぁ私にあってる勉強方法でした。

他大についても,赤本を解くのが主な勉強方法でしたね。でもやっぱり日本史はあんまりやらなかった。国語はちょこちょこやったけれども。だって分からないんだもん,焦るじゃん。結果上智落ちたってわけですね。あはは。

まぁ以上が私の受験勉強まとめです。ひょっとすると,「え,これじゃあ時間余らね?」って思った人もいるかもしれません。その通りです。直前期でさえも2〜3時間(親がいるときは5時間くらいやってたか)の勉強時間だったのです。他の時間は2chとかエロ動画発掘とか読書(小説)とか昼寝とか散歩とかに費やしていましたね。まぁSFCはその程度の学校ですよ。

*1:出身校は,コース分けがなかったゆえ