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『合気』の技術・文化を日常に生かすために
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2008/12/23のBlog
相手と自分のやりとりでできる「隙」と

物理的な意味合いの強い「隙間」

が同じものに感じている。

相手が「剛」のときは自分も「剛」にする。
「柔」のときは「柔」
「流」のときは「流」

そうしないと物理的な「隙間」が生じやすい。


その隙間は

「剛」→「柔」→「流」
の変化のなかで

物体のつながりから
意識のつながりへ変化する。

「隙間」が「隙」になる。

今の理解はここまで
(ただし、□の瞬間は足して十にする)
2008/12/22のBlog
[ 23:38 ] [ 方法 ]
*受けの方は、受け身をとるときに
なるべく、かけられている状態(□)を保持するようにする。

そうすると、
・いつでも返す準備ができた状態になる。
・懐が深くなる。
・受けと捕りが常に一定の距離ができ、安全な稽古になる。
(相手を痛めることが目的であれば、捕りは○をいれて間を詰め、速度を上げる。
 ただし、これは稽古の中では必要ない)
・受けは必然的に柔らかくなっていく。

*受けがかけられているときに

力を抜いたり(○)、
力を入れてしまう(△)と

相手を有利にしてしまう。
(間が変化する。余計にかけやすい状態になる。)

*返すときは、□のままで、○□で返しをする。

そのとき、
・速度と間を変えないように。(変わると相手に見える)
・圧力のかかっている方向へかけること(他の方向だと、隙間ができる)
座技・両手捕り呼吸法の稽古方法について

現時点での場合分け

①「真っ直ぐに」

・捕りはなるべく、真っ直ぐに受けの腰の中心に向けて、崩す
そのとき、上、横などにかけていかないこと。
真っ直ぐにかけることで、腰の中の動きを磨いていく。

・受けも真っ直ぐ捕りの腰中心に対して、受けること。
(方向を変えないこと、腰を作るために真っ直ぐ受けて、△なら止める、返すこと)

・初心の方に対しては、腕に力を入れて、かけられやすいように。
簡単に崩されるようなら、肩の力を抜き、力で押してもらって、
崩されないことを確認(受けが□)してから、捕りが崩すことを始める。


②「螺旋に」 その(一)

捕りは受けの腕の中を螺旋状にまわしてかける。
・受けの手のひらの方向へ□
・それを保ちながら相手の中心へ十に切る。

*捕りの腕の動きの回転中心を腕の外に持つ


③「螺旋に」 その(二)

②と同様に、捕りは受けの腕の中を螺旋状にまわしてかける。
中身は異なる。
・胸を下、肩の外を上にすることで、螺旋をつくる。
・胸を下げたときに○ができるように。
・腕をまわしたときに圧が増えないように。

*②のときよりも動きは小さくなる。
*腕の軸上に回転中心がある。
[ 23:01 ] [ 稽古予定 ]
2008年年末~の予定です

12/30(火);9:00~12:00,15:00~18:00 寒川総合体育館
1/3(土);15:00~20:00 寒川総合体育館
1/4(日);12:00~18:00 寒川総合体育館

参加費は
・ビジター会員:1000円/日
・外部参加:2000円/日

以上、宜しくお願いいたします
2008/04/14のBlog
「捕り」
技をかける側の順番として、

① 型を覚えること
・型を考えずにできるまで、繰り返す。
・「受け」は特に抵抗をせず、型を覚えてもらうことを優先する。

②「剛」

・「受け」には攻撃的に抵抗してもらう。

「捕り」は
・相手との接触箇所、腕であれば、指を開き、先端まで螺旋に張る。
これは、「受け」に自分の身体の内部の変化を悟られないためである。
腕の動きを制限することで、相手から自由になる。

・腕から肩まで張り、「△○□」は主に下半身、「脊髄」「腰」「膝」で作るようにする。
・「外」は硬く、「内」は柔らかくする。
・技の形は型のとおりにする。
・螺旋状に動き、相手の力を受け付けないこと。
・打撃を受けられること。
・打撃で崩せること。

③「柔」

・「受け」は攻撃的に抵抗する。
・「剛」でつくった腕の張りを少しずつ緩めていき、接触箇所の腕を含めて、全身で「△○□」をつくる。
・「剛」を細く、回転自由に。
・「柔」のとおり、やわらかく技をかける。
・技の形は相手の状態に応じて、多少変化させていく。
・打撃は柔らかいまま接触し、そのまま崩せること。

④「流」
・「受け」と接触する前から、「△○□」をつくる。
・なるべく触れる程度で技をかけていく。
・技の形は「柔」よりも崩れ、なめらかになる。
・武器技は主に「流」になる

①②③④の順に練習する。






2007/12/18のBlog
[ 20:30 ] [ 稽古予定 ]
2007年末の稽古予定です


12/27(木)10:00~13:00 伊勢原市立武道館
12/28(金)10:00~13:00 寒川総合体育館 
12/29(土)10:00~13:00 寒川総合体育館 
12/30(日)15:00~18:00 寒川総合体育館 

参加可能な方は
宜しくお願いいたします
2007/11/24のBlog
[ 22:25 ] [ 方法 ]
最近の練習方法は、
以前にアップした内容と異なってきているので、
新たに追加していこうと思う。

崩す方法は2通りのみ

① △○□

・この手順で相手が躓くことになる
 
 躓いた相手は力を相手に伝えることが難しくなる

② 重心維持

・相手との関係でできた重心を変えずに移動することで崩す。
 
 この特徴は、
 ・①よりも柔らかいこと、「フワリ」とかかること
 ・接触感覚が変わらないこと

現段階では
この2種類の崩しを稽古している
それ以外には、今のところ見つかっていない。

2007/05/23のBlog
5月4・5日に真鶴で合宿を行いました

御参加ありがとうございました

いつもの変わらない

稽古・・・

温泉・・・

鍋・・・

朝食・・・

稽古・・・

いつもと変わらない
とても 充実した合宿でした

また
宜しく御願いいたします




2007/04/04のBlog
稽古では交互に
技をかける側(捕り)、かけられる側(受け)
を決めて、技をかけあう

一見
技をかける側が難しいようだが、

かけられる側の方が技術が必要

なぜなら、「□」の感覚を知っている上で
技にかかりながら
相手に「□(四角)」の感覚を伝える必要があるからだ
受けながら、伝える必要がある

ただ、
単にかかりやすくしてしまうと
馴れ合いになってしまう

打撃よりも
掴む掴まれの方がわかりやすい

受けが何も考えずに、
ただ掴んでいると、
「□」以外の雑音がのってしまう

自分より、上の相手ならそれでも良いが
自分が、伝えたい場合は、効率がよくない

雑音が多いと、
捕りが何を理解すべきかよくわからなくなってしまう

捕りがどこまで、感覚で「□」を見ることができるかで
聴くべき音と雑音の度合い(SN比)を変えていく

聞こえるか聞こえないかくらい
かかって、かからないくらい
がいい


受け側の段階としては

(1)攻撃的に体力で抵抗する
 ・受け側は捕りに対して、隙がないように掴む
 ・捕り側に隙があれば、受け側がいつでも捕れる状態で
 ・わざと、体力、筋力を使って
・「△」の状態で
 *これを返せれば、稽古を行う目的は十分達成している

(2)攻撃的に受けながら、抵抗する
 ・受け側は「□」の状態で抵抗してくる
 ・捕り側に隙があれば、いつでも入れる状態で
*受けの「□」を捕りの「□」にする必要がある

(3)逃げ腰で、非攻撃的
 ・受けは「○」をつくっていく
 ・逃げ腰、抵抗しない
 ・じっとその場でとどまる
 ・要は、受けは捕りを意識しないこと
*この受けに対して、「□」にすることは難しい
この受けをどのように導いていくかを稽古する
ただ、この受けの状態は、隙だらけの状態である
このような状態で相手を待つと、実際は簡単にやられてしまう
捕りが「□」を導く稽古をするから、この受けが成り立つ


言い方を変えると、

受けが
(1)は「△」
(2)は「□」
(3)は「○」
の状態になっている


「□」で捕る場合は
(1) (2) (3)の順にだんだん難しくなる

抵抗しない相手が一番難しい・・・
(現実的には、このような相手を投げる必要はない。間に争いがないのだから)

逆に、
捕りが体力で良いなら

(3)のような相手が容易
(1)(2)の状態の捕りが難しい

この関係の逆転はおもしろい

受け側が、
初心者の場合は
そういう細かいことを考えずに、
攻撃的に掴んでもらえたらいい[ (1)の状態で ]

相手がその力を返せれば、それは「□(四角)」になる

2007/03/19のBlog
[ 23:56 ] [ 雑感 ]
合気道を通じて
だんだんと強くなりつつある
野望がある

「□(四角)」の感覚を知ること・身につけることを
基礎教育として、学校などの教育の場に浸透させること

そうすれば、

・競争主義
・苦労を前提とした人生

が、
人の理、自然の理に合わないことを
感覚を通して、知ることができる

身体は自然の一部であり、
既に知っている

「□(四角)」の感覚を
知っている人を増やすこと

口先だけではない
身体を通して得る「知」は
理屈抜きに
人を変えることができる

私自身は
少しも「聖人君子」ではないし、
目指してもいないが、

「□(四角)」の感覚を
広め、伝えていくことだけはできる

伝えることで十分な変化が起きるはずだ


2007/01/06のBlog
[ 01:34 ] [ 雑感 ]
段階

体力に頼らない技を学び、
それを研究し続けて、
もう4年も経ってしまった

「続ける」という意識はなく、
やりたくて、やっている

苦労してやっているわけではない

自分としても不思議な感覚だ



同様な技を研究されている人、
他の分野で表現されている人、
いろいろな人がいる。

自分が活発に動けるうちは
いろいろな人から
どんどん吸収していきたい


他のいろいろな方法やアプローチの方法を学んでいるが、
「△○□」はどの方法にも入っている。

逆に
「△○□」があれば、その方法は成立しているといえる

それは
「△○□」が関係のみをあらわすからだと思う



技の内容は

・感覚
・速さ
・感じ方

いろいろと変化して、最近もいろいろ発見がある。

技に使用できる範囲も

締め→投げ→打撃技

と拡がりつつある。

最初はわからなかったものが、
だんだん見えてきている。

今の課題は

①対面している対象との関係を感じること
②関係を感じとり、離れたところで、□にすること。
③打撃・武器のスピードに対応できること

簡単ではないが、解けるはずだ。

2006/12/30のBlog
鹿児島県生まれです

鹿児島・和歌山で合気道を習い

神奈川で会を作り、合気道の稽古・研究をしています
2006/12/23のBlog
[ 19:12 ] [ 行事風景 ]
遅れながら・・・

真鶴にて、

輪進合気塾
和歌山の亮雲塾
養神館、大東流の方々と合同合宿を行いました
全員で22名になり、とてもにぎやかなものになりました。

皆様
どうも ありがとうございました

いろいろな考えの方がいて、
自分のみえていなかった部分等、
色々刺激になりました

また、機会があれば
宜しく御願いいたします



2006/12/20のBlog
[ 16:17 ] [ 紹介 ]
合気道の歴史   

その端を 『大東流合気柔術』 に発しています。
大東流は八百年余り前・・・
源義家の弟、新羅三郎義光が創始したといわれるもので、
甲斐源氏武田家が代々これを秘蔵し門外不出としたため、
明治になって武田惣角先生によって世に公開されるまで、
一般には、その存在すら知られなかったものと伝えられています。
合気道は、この武田惣角先生の門人の中で特に卓越していた植芝盛平先生が、
大東流に我が国古来の各流各派の武術の精髄を取り入れ、
それに独自の工夫を加えて確立されたものであり、
精神面、技術面において、現代に即応した武道として戦後発表されました。
合気道は武道の一つです。

一般的には護身術として、有名ですよね
2006/12/16のBlog
合気道を通じて、日常生活を 笑い、楽しく、明るく 過ごす
そのお役に立ちたいと想い、日々、合気道の道を精進しております。

合気道は、
護身・健康のために力を使わず相手を制する・・・合気・呼吸力です。

力を用いないので、体力のない方・女性の方でも、
力のある男性を制することが可能です。
また、力を必要としないので、お互いに気分良く練習できます。

何よりも、日常生活に活かされます。

これから、ドンドン合気道の良さを紹介いたします・・・
2006/12/10のBlog
大半の合気道の団体では、競技・試合を行っていません。
(一部の団体では行っていますが・・・)

練習方法は・・・・
多くは二人一組になり、交互に型をかけあいます。


呼び方として・・・
技をかけられる側を『受け』 、 技をかける側を『捕り』 といいます。
多くの技では、「受け」の腕を「捕り」が掴んだ状態から型が始まります。

掴む状態も色々あり、
片手持ち、両手持ち、諸手掴み、交差捕り、肩取り、等。。。

当て身(素手による打撃)もあり、正面打ち、横面打ち、突き・・等もあります。
(技については、次に詳しく説明しますね!動画で(%音符2%)


すべての技は・・・
相手の力を利用して技をかけるため、「和の武道」「愛の武道」とも呼ばれています
素敵ですよね
 
また、剣・杖を扱う稽古も行います。
2006/11/30のBlog
[ 01:01 ] [ 合気 ]
説明するのに
不便であるので
言葉の定義をはっきりさせておく



合気道で 一般的に使われている

「合気」=「ある対象と一体化する技術」
「呼吸力」=④の力。「合気」の状態で発生する力

としておく


*定義はこのページだけでの話としてご了承下さい




「ある対象」としてあるのは・・・

合気道の範囲だけでいえば、「ある対象」は相手(人)のみになる

しかし、この「合気」の技術は体術だけのものではなく、

対象が

木刀・バット・ラケット・包丁・語り

と変わっても人を投げるのと同様の原理で、
一体化でき、余分な筋肉を使用することなく、
無理のない自然の理で
その対象と一体化し、自由に操作する事ができると考えているからである
 
合気道の開祖である植芝盛平翁が述べられた

「私は宇宙と一体となっている」

は、この世に宇宙より大きな対象はありませんので、
究極の「合気」といえると思う



「技術」としてあるのは・・・

「合気」というのは特定の人だけができる不思議な力ではなく、
ちゃんとした方法で練習をしていけば
必ず誰でも身に付くものと考えているからである

その技術を効率よく習得するには
どうすればよいのか追求することが大きな目的の一つである



「一体化」としてあるのは・・・

合気道の達人レベルの方の技を見たことのある方は知っている
と思いますが、

その達人の体を何人かで持ち上げようとしてもあげられません

不思議な印象を受けますが、
これはその達人がその持ち上げようとしている人と
一つの体になったと考えると理解しやすいと思います。

 自分の体で考えると
自分の腕で自分の体を持ち上げることのできる人はいるでしょうか?

当然ながら、どんなに腕力を鍛えても不可能です
それと同様に何人で持ち上げても、
一体化できれば持ち上がりません。

だから、体重は関係ないことも理解できると思います
2006/06/19のBlog
[ 23:54 ] [ 原理 ]
人を投げるという行為が成立するためには・・・
相手よりも強い力が必要になる。

普通、力をつけるために、筋力トレーニングをする。
女性は、トレーニングを積んでも、男性より強くなることは、難しい。

それは・・体重、体の大きさでハンディがあるからだ。
体力で力の強弱が決まってしまうのでは、おもしろくない。

どんなに頑張って鍛えても、体力でしか決まらないなら
ずっと、年齢を重ねて行うこと自体意味がないのではないか?
もちろん、健康のため、体力づくりのため、という目的もたてられるが
それをやっていて、

本当にワクワクするだろうか?
本当に楽しいと感じるだろうか?

合気道など、体術をやっている方々が楽しいと思えるのは
体の大きな人、女性が軽々と男性を投げたり押さえたりしたら
楽しいと感じないだろうか?
わくわくしないだろうか?

私はこれを実現するためにいろいろ試行錯誤してる
凡人の合気道バカである

普通の人、体力を必要としない合気道を
組み立てるためにやっている。

自分よりも体力のある人を投げたとき、楽しい!!と感じる。

それを追求している・・・
2006/06/17のBlog
[ 23:27 ] [ 原理 ]
力とは?

まず、力について進めていく前に
「力」
とは、何かについて考えてみる

日常ではないかもしれないけど、
「この人、力強い」、
「力があるね」、
ということを口にする

このときは
見た感じ、触れた感じ、雰囲気など感覚を通したものである。

例えば、
餅をついている姿、
冷蔵庫を一人で運ぶ様
柔道の試合で投げている様子
など

いろいろ
これは人の感覚だが、
物理でいうと

力F=質量m×加速度a

になる

これも
人に変えて考えると、
力F=体重m×加速度a

体重については
倍あれば、倍の力がある
ということなので、感覚的にも理解しやすい

加速度はどうだろうか?
加速度といわれてもなかなかイメージがつきにくい
これはあとまわしにしよう^^;

今の場合で焦点をおく「力」は

合気道、体術での
人と人が接触することで感じる力だ

例えば、
相手がいて、
押したときに相手が押し返してきて、自分の体が
ズッズッ
と後ろに滑っていく
このとき、自分は相手の力を感じる

今度は
壁を押してみよう
押してもびくともしない壁だ

押してみる・・・

抵抗感はある

押しても押してもびくともしないが、抵抗感はある。

しかし、
この壁は力があるなあと感じるだろうか?
ただ、丈夫な壁だなあとかんじるかもしれないが

そこで無理矢理であるが、

感覚的に

「力」とは
・抵抗感があること
・予測のつかないこと
・自分の意思に反する方向に働く
と決める

2006/06/15のBlog
[ 23:57 ] [ 原理 ]
力を分ける

「力」については
一応、整理ついたとして

理解しやすくするために、分けておくことにしよう

大きく分けると、
力学で説明できる力
力学で説明できない力
に分かれる

力学で説明できる力は

①慣性力
②重力
③作用・反作用力

力学で説明できない力は

④???

これが合気道のテーマになる

1つ1つ説明していくことにする
2006/06/13のBlog
①慣性力

物理の本から

「慣性力」とは
・質量が慣性を持つためにあらわれる見かけの力

であり、

「慣性」とは
・止まっているものは止まり続け
等速度で動いているものは動き続けようとする性質



人でいうと、

走ってきた人がぶつかるときに感じる力

走っている人を止めようとすると大変。。
このときの力は慣性力が働いている

例えば、
・タックル(ラグビーなどの)
・体当たり

になる

この力は
体重が重いほど、スピードがあるほど、大きい
2006/06/11のBlog
②重力

物理の本から

重力とは
・地球の引力と自転による遠心力の合力
になる

人でいうと、
体重を使った動作になる

例えば、
・体を上にかぶせて押さえる
・体重をかけて押さえる

など

当然、この力は
体重があればあるほど大きい
2006/06/09のBlog
③作用・反作用の力

力学の本から

・2つの物体が互いに作用しあう場合、互いに及ぼす力は大きさが等しく反対向きである。

人でいうと、
・踏ん張ること
 
例えば、
人に対し、両足で踏ん張って押す

これは
両足の筋力を伸縮させることで、地面の摩擦力・抗力の反力を使っている
それと相手を押すことで 腕から反力を受けている。


この力は体重を利用しないときは
筋力が強いと、大きい

2006/06/07のBlog
④???

さて、これからが追求するメインテーマになる

4つ目の力である

これまで説明してきた力について考えてほしい

①②の力は人の意思とは関係なく発揮することができる

しかし、
③については人の意思が必要になる(筋力をうごかすのに)

①~③の力はどれも体力(筋力・体重・スピード)
が必要になる

これらの力の向上は
普段の稽古よりも
通常のスポーツの基礎トレーニングをした方が効率がよい

しかし、体力に限界のある人には向いていない

体力に頼らない力であれば、鍛え甲斐があるというものだが

それは何だろうか?
まず結論を先に

4つ目の力の原理は

相手の生理的反射を使わせない状態で
相手のバランスを崩し、
相手自身の力を使うことで、相手をコントロールすること
である


人が人を押さえようとしたときの
手順を簡単に説明している(右図)

1.人を押さえようとする
そうすると、
五感を通して、相手の情報が入ってくる

2.次にその情報を元に
自分の体のバランスをとる

3.バランスのとれた状態を保ちつつ、
力を伝える。(このときの力は①~③の力になる)

あとは、刻々と変わる状況に応じて、1→2→3を繰り返す

これが生理的にみたときの、人が力を伝える手順になる。

これからわかることは

・相手は、バランスをとっていないと力を出せないこと
・バランスは、自分と相手全部を含んだもの(1対1なら二人で1つの重心をもつ)
・相手はバランスをとるために、こちらの情報が必要であること

こちらの情報とはなんだろうか?

触れている場合は
触れているところからの筋肉の動きなど
相手が特に③の力を使っているときはよくわかる

④の力はそのことを逆に利用する
・相手に対して、刻々と変化する自分の体の情報を与えない

これだけである。

これだけで相手は①~③の力、体力を利用した力を使えなくなる

④の力を使うための前提として

・相手がこちらを意識していること
・相手が①~③の力を使っていること
つまり、相手がこちらに対して攻撃してくることが必要条件なのである
これが、合気道は相手の力を利用すると言われてる所以になる
しかし、上の説明からだと、ちょっと一般的なイメージからすると
異なるのではないか?

考えてみてほしい

この力を使ったときの相手の反応の特徴として

・接触している以外の、体全体が崩れる(バランスが崩れるから)
・むち打ち状態になる
・つかんでいる手を離せない(つかんでいることでバランスをとっているため)



2006/06/05のBlog
④_2 情報を与えないこと

情報を与えないとはどういうことか

これも人の感覚の弱点をよく考えてみることが必要である

結論から述べるが、

人の感覚は
変化には敏感であるが、変化しないことは見えないに等しい
ということである

例をあげると

目にうつるもの(視覚)
・通勤している風景でも、いつもあるものに対しては
何も気にせず通り過ぎてしまうが、ちょっと家が壊れたり、
工事していたり、なにもなくなっていたりすると、とたんに注目する

肌で感じるもの(触覚)
・エアコンのきいた部屋に入ると、
「冷えている」「暖かい」など注意がいくが、3分もすると
忘れて気にならなくなる。

におい(嗅覚)
・例が悪いが、お手洗い場に入った瞬間、その場のにおいを感じるが
3分もするとなにも感じなくなる。

味(味覚)
・バナナを食べた後に蜜柑を食べると、蜜柑が酸っぱくなる
蜜柑だけをはじめから食べると甘く感じる。

聞く(聴覚)
・図書館からコンビニへ行くと音楽や人の話し声が耳につくが、しばらくすると気にならなくなる。
逆に図書館の中では静かなので、他の人のペンの走る音・いすの音が気になる


例をあげるときりがないが、
人の五感全てにいえることは
変化しないものは見えないということである。


つまり、

情報を与えないこと=変化しないこと

になる

ここから考えるとどのような体の使い方がよいか悪いか
すぐにわかってくる
情報を与えないとはどういうことか

これも人の感覚の弱点をよく考えてみることが必要である

結論から述べるが、

人の感覚は
変化には敏感であるが、変化しないことは見えないに等しい
ということである

例をあげると

目にうつるもの(視覚)
・通勤している風景でも、いつもあるものに対しては
何も気にせず通り過ぎてしまうが、ちょっと家が壊れたり、
工事していたり、なにもなくなっていたりすると、とたんに注目する

肌で感じるもの(触覚)
・エアコンのきいた部屋に入ると、
「冷えている」「暖かい」など注意がいくが、3分もすると
忘れて気にならなくなる。

におい(嗅覚)
・例が悪いが、お手洗い場に入った瞬間、その場のにおいを感じるが
3分もするとなにも感じなくなる。

味(味覚)
・バナナを食べた後に蜜柑を食べると、蜜柑が酸っぱくなる
蜜柑だけをはじめから食べると甘く感じる。

聞く(聴覚)
・図書館からコンビニへ行くと音楽や人の話し声が耳につくが、しばらくすると気にならなくなる。
逆に図書館の中では静かなので、他の人のペンの走る音・いすの音が気になる


例をあげるときりがないが、
人の五感全てにいえることは
変化しないものは見えないということである。


つまり、

情報を与えないこと=変化しないこと

になる

ここから考えるとどのような体の使い方がよいか悪いか
すぐにわかってくる
2006/06/03のBlog
4つ目の力は、形に依存しない

なぜか?

原理をみてほしい
その中に

方向が何とか
角度が何とか
技をかける場所が何とか

書いているだろうか?
そのようなことは何も書いていない
つまり、そのことは関係ないのである

上に述べた条件さえそろっていれば、
体制に関係なく使えるのである
自分がどんなに不利な体勢でも使えるのである

逆に
①~③の力はどうだろう?

体制的な面でいえば

①は、勢いをつけること
②は、体重をかける体制
②は、踏ん張れる体制

が必要になる。

つまり、まず体制を整えないと使えないのである



2006/06/01のBlog
特徴として
この力は相対的なこと

絶対的な力ではない

接触している感覚は強くも柔らかくもなる

接触圧は関係ない

どうしてかは、原理からわかる

相手はバランスを崩しているため、押しても引いても
相手の体の方が先に崩れる

相手自身の力が相手に返っていく状態である

相手が、片足で立って、
普通に相手を押せばそうなる
(押す側のバランスが先に崩れてしまうので、自分の力が返ってくる)

同じように

かけられた状態では
力が強い人ほど
逆に、技のかかったときの衝撃は強くなる

よくパンチ力を測ってその威力を
確認することをするが、
④の力の場合は、相手との関係によって発生するものであるので

一人のみを測定しても意味はない

その力の威力に
スピードや筋力は関係ない
2006/05/30のBlog
[ 01:16 ] [ 原理 ]
人の感覚は変化に敏感だ

エレベータに乗るとよくわかる

身体が何か感じるときは

エレベータが上昇するとき

止まっているとき:何も感じない
加速しているとき:身体が地面に押しつけられる感覚
速度が一定に:何も感じない 
減速しているとき:身体が浮く感覚

この4つの感覚がある
人の感覚では
止まっているときと、一定の速度で動いているときは
何も感じない
2006/04/30のBlog
[ 01:25 ] [ 段階 ]
技を習得していく上で
何を目標にしていくかをはっきりさせておくと
効率よい練習ができる

単に四方投げをやるのにも
下のどの段階を意識しているかによって
外から見れば同じことでも
中身が異なる

何を目標にやっているか

とても大事なことである。

4つの段階に分けているが、
どの技をするかにより、
どの段階を意識するかは異なってくる

単純な形の技は、すぐに段階を上げて練習できる。
複雑な形の技は、すぐには段階を上げられない

例をあげると、
座技・両手取り呼吸法であれば
すぐに3段階までいき、その稽古になる

しかし、技の型が複雑になると
なかなか段階は進みにくい

いろいろな技の型をすることで
段階を変えて稽古できる。

・第1段階
・第2段階
・第3段階
・第4段階
2006/04/28のBlog
型を繰り返し行う

型を繰り返し行うことで
・スムーズに体を使うこと
・無駄な動きを削っていくこと
・意識せずに体を動かせるようになること

体は繰り返し同じ動きをすることで
力み無く、体が動きを行えるようになる

動きの無駄もわかってくる。

これは感覚が伸びてくることを意味している。

繰り返すことで、呼吸力を使うのに適した体に
自然と近づいてくる。


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