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JAL副操縦士 立ちションで拘束、欠航に

 日航は29日、グループ会社「ジャルウェイズ」の男性副操縦士(53)がハワイのホノルルで立ち小便をして現地警察に身柄を拘束され、パイロットの人繰りがつかずに成田行きの便を欠航させていたことを明らかにした。

 日航によると、副操縦士は成田―ホノルル便に乗務し、23日夜(現地時間)、宿泊先のホテルのバーなどでワイン1本、ビール5本を飲んだ。その後、ホテルの周りを散歩中に尿意を催し、公園の木陰で済ませた。

 しかし、パトロール中の現地警察官にとがめられ警察署に連行された。ハワイ州法に違反したとして25日朝まで2晩留置され、罰金25ドル(約2400円)を支払って釈放されたという。

 副操縦士は24日午後0時35分ホノルル発の成田行きJO73便に乗務予定だったが、出勤時間になっても空港に現れないため、日航は翌25日午前9時5分出発予定のJO75便に乗務するためホテルに滞在していた別の副操縦士を交代要員として充てた。

 同社は同日昼すぎ頃に留置されている副操縦士と連絡が取れたが、75便に乗務する人繰りがつかず、同便の欠航を決定。搭乗を予定していた乗客297人に連絡し、日航便や他社便などに変更したという。

 副操縦士は27日に帰国。処分が決まるまで自宅待機している。日航広報部は「利用予定の乗客をはじめ関係者に多大な迷惑をかけ、深くおわびする。副操縦士本人は反省している。社内規定に沿って処分を検討する」とコメントしている。

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