がんを克服してK-1甲子園の予選に出場した元球児の牧野亮佑=千葉県木更津市の拓大紅陵高
「K-1甲子園・関東地区予選」(28日、千葉県木更津市・拓大紅陵高)
宇都宮南高で野球の甲子園を目指したが、07年にがんの一種「横紋筋肉腫」が発覚して断念した同校3年の牧野亮佑(18)が、がんを克服してK-1の甲子園予選にチャレンジ。伊澤波人(16)の右上段回し蹴りで技ありを奪われ、判定で1回戦敗退したが「野球とは違った雰囲気でプレーできて、収穫はあった」と振り返った。卒業後はパティシエを目指しつつ、格闘技も続けるという。