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高山、神鋼・大畑から激励「怪物を倒せば怪物に」

豊田自動織機戦を観戦後、神鋼・大畑(左)と歓談した高山勝成

◆ 7月14日3度目世界奪取へ金言 ◆

 国内最多タイ3度目の世界奪取を目指す高山勝成が28日、ラグビーの神戸製鋼WTB大畑大介主将(33)から「怪物を倒せば怪物になれる」と激励を受けた。休日の高山は豊田自動織機戦を観戦。試合後、楕円(だえん)球を追った中学時代からのあこがれの人と初対面して歓談した。

 挑む王者は「怪物」のニックネームを持つゴンサレス。無敗、最軽量級にして87%のKO率は昨年9月、連続防衛7度の新井田豊に4回TKO勝ちしベルトを奪った一戦でも明らかだ。強敵とのゴングが迫り、送られた金言。「何度大ケガをしても明るく考えられるから第一線に戻れるんですね」と大畑のプラス思考に感化された。

 今年2月、左肩亜脱臼と骨折の手術を受けた大畑は8月1日からの北海道・網走合宿で3試合ある練習試合から実戦復帰予定。「その前に高山選手の試合で弾みをつけます」。高山の誘いを受け7月14日は観戦に前向きだった。「14」は大畑と縁が深く「背番号だし娘の誕生日、(テストマッチのトライ数)世界新をつくったのも14日」。大畑のラッキーナンバーリストに高山の返り咲きが加えられる。

◆ 神鋼は春シーズンを圧勝締め ◆

 神戸製鋼が春のシーズン最後の練習試合を圧勝で締めた。前半からFLブラッキーの2トライなど計6トライを奪い、38−0と圧倒。後半も、1トライを奪われながら、同大から加入したルーキーLO植村らのトライでリードを広げた。平尾総監督は「新戦力の加入でチームは昨年より一皮むけた。大畑、元木が不在でもしっかりゲームをつくれる」と評価し、秋の本番に向け手応えを感じていた。



◆ WBA世界ミニマム級タイトルマッチ ◆
(7月14日、神戸ワールド記念ホール)
王者
ローマン・ゴンザレス
(21・ニカラグア)
<12回戦> 同級2位
高山勝成
(26・真正)
23勝20KO無敗 23勝9KO3敗

[ 2009年6月29日付 ]

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