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オレ竜、初の6連勝!ブランコ&和田連弾で逆転

4回、ブランコが21号の同点ソロ

◆ 貯金最多6で2位見えた!「ブラベン」6度目のアベック弾 ◆

 <中日2−1広島>二振りで試合をひっくり返した。1点を追う4回。1死からブランコ、和田が連続アーチ。今季6度目の“ブラベン”アベック弾で3戦連続の逆転勝ち。初の6連勝で、貯金も最多の6まで増やした。

 「何も考えずに思い切り振ろうと考えていた。スライダーをいいタイミングでとらえることができたよ」

 まずはブランコだ。好投していた広島先発・前田健の2球目のスライダー。外角低めに落ちるボールをバックスクリーンにぶち当てた。2試合ぶりの21号同点ソロ。リーグトップを走る本塁打数をさらに積み重ねると、同2位の和田も負けてはいない。直後の場面で前田健のカーブを完ぺきにとらえ、左翼席中段へ決勝の19号ソロを突き刺した。

 「カーブを打つのが得意ではなかったんで、鶴田さん(打撃投手)に練習で多く投げてもらっていた。そのおかげです」

 セの本塁打王争いでマッチレースを演じる2人の連続弾は4月19日の巨人戦(ナゴヤドーム)以来2度目。アーチを“競演”した試合は4連勝で、通算でも5勝1敗となった。

 この3連戦では3番の森野も2本塁打し、クリーンアップトリオが2発ずつと大暴れ。「僕だけじゃなく、森野さんや和田さんもチャンスで打ってくれている。チームにとってはすごくいいこと」とブランコ。投手力、守備力はもともとリーグ屈指。主軸のバットが火を噴き始めたら、もう止まらない。これで2位のヤクルトまで3・5ゲーム差。6・5差ある首位・巨人の背中も、それほど遠く感じなくなってきた。

試合結果

[ 2009年6月29日付 ]

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