Bs今季ワースト借金16…コリンズ時代に“王手”
◆ 大石監督、気持ちは切れていない ◆
<楽天4−3オリックス>最後に意地は見せた。9回にフェルナンデスの2点二塁打で1点差に追い上げ、なおも2死二塁。ラロッカが4戦連発弾を放てば、逆転サヨナラだったが、三ゴロに倒れ、万事休した。
「うーん、惜しかったですね」
短いコメントに、大石監督はあと一歩及ばなかった“悔しさ”を込めた。次いで先発・平野のピッチングに言及した。
「初回は“いい感じかな”と思ったが、フォアボールですよね」
その平野が2、3回と先頭を歩かせて4点を失う。攻撃陣も楽天を上回る9安打を放ちながら、好機で決め手を欠いた。借金は今季最多の16、コリンズ前監督時代の07年5月16日の借金17に“あと1”と迫った。
「今のところ、ないです。まだ半分も行ってないでしょう?」
指揮官は『気持ちが切れている?』の質問を言下に否定した。そう、まだ80試合も残っている。
試合結果
[ 2009年6月29日付 ]
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