アウェーの洗礼もＫＯ！リナレス初防衛

　ＷＢＡ世界スーパーフェザー級タイトルマッチは２７日（日本時間２８日）、メキシコ・ヌエボラレドで行われ、帝拳ジム所属の王者ホルヘ・リナレス（２３）が同級１１位ホサファト・ペレス（２５＝メキシコ）を８回１分４２秒、ＴＫＯで下し初防衛に成功。ＷＢＣ世界フェザー級王座奪取から２階級で世界戦４戦すべてがＫＯ勝利となった。

　８回、リナレスは右ショートでペレスからダウンを奪うと、さらに連打で勝負を決めた。「暑いし、リングが軟らかかった。それでもＫＯできてうれしい」。足を使う王者に立ちはだかる“アウェーの洗礼”も関係なかった。１６歳でベネズエラから来日し、普段は東京・神楽坂の帝拳ジムで練習に励む。世界戦４戦はすべて海外で戦っただけに「日本で防衛戦がしたい」と１０月予定の次戦で凱旋を熱望していた。 【内藤大助サプリ】

[ 2009年06月29日 ]