全国で20番目、九州で3番目の政令指定都市を目指す熊本市(人口約68万人)との合併をめぐり、隣接する熊本県植木町(約3万人)と城南町(約1万9千人)で28日、合併の是非を問う住民投票がそれぞれ実施され、即日開票の結果、ともに賛成が多数となった。
両町と合併すれば、新熊本市の人口は新合併特例法が定める政令市の人口要件70万人を満たすことから、政令市移行に向けて大きく前進する。
開票結果は植木町が賛成1万591票、反対7493票。城南町が賛成6782票、反対5844票。
新合併特例法期限の来年3月までの合併実現を目指す熊本市は昨年、益城町を含めた3町と法定協議会を設置、合併に向けた話し合いを進めてきた。益城町はことし4月の住民投票で反対票が上回り、合併協議から離脱した。(共同)
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