サブカテゴリー

岡田幹事長 東国原知事を批判「支離滅裂」

 民主党の岡田克也幹事長は27日、次期衆院選に立候補の意欲を見せている宮崎県の東国原英夫知事を批判した。テレビ東京の報道番組で、「政策で支持政党を決めると言いながら、他方で総裁選に出してくれるなら、自民党から出ると言っている。支離滅裂だ」と強い口調で述べた。

 東国原氏は23日に自民党の古賀誠選対委員長から出馬を要請され、自身を「総裁候補」にすることと、全国知事会の要望を党のマニフェスト(政権公約)に盛り込み4年間で実現するよう約束することを立候補の条件として提示。翌24日以降、「条件がそろえば国に行く」と明言している。

 岡田氏は、「(メディアが)面白おかしく取り上げているだけだ」と述べ、政策論争が行われるべきとの考えを示した。

 衆院解散・総選挙の時期については、7月2日解散が有力との見方を示した上で「(7月12日投開票の)東京都議選後になると首相が代わる可能性が高い。しかし、それに国民は反応しない」と述べ、自民党内の総裁選前倒し論をけん制した。

 一方、麻生太郎首相は26日の太田昭仁公明党代表との会談で、都議選と衆院選の間隔を1カ月以上あけるのは難しいとの認識を示し、事実上、8月上旬の衆院選を検討していることを伝えた。7月上中旬に衆院を解散し、投票日を8月2日か9日とする日程を想定しているとみられる。

 首相は27日夜、自民党の細田博之幹事長と都内で会談し、解散・総選挙の時期などをめぐり協議。伊吹文明元幹事長は日本テレビ系番組で、首相が党役員人事の検討に着手したことについて「今の態勢がいいか悪いかは別として、目前に(衆院)解散が迫っている時には今の態勢を変えずに挙党一致で進んでいくより仕方ない」と述べ、否定的な考えを示した。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年06月28日 ]

関連ニュース

読み込み中..

PR

関連写真

読み込み中..

ニュース

クイックアクセス

ピックアップ

スポニチ てれびぃ

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲