党役員人事模索の中、「麻生降ろし」 06/27 07:33

 「たとえ自分の政権が終わっても自民党政権は続くと、それこそが総理総裁としての名誉ある決断だと思う」(自民党 中川秀直 元幹事長)

 中川氏は、「支持率が低迷する中での解散・総選挙は断固反対」とした上で、支持率低迷が続けば、麻生総理は「名誉ある決断をされる」と述べて、初めて麻生総理の退陣に言及しました。その上で、総裁選を前倒しして、新総裁の下で総選挙を戦うべきとの考えを示しました。

 「総理から、『これをやらないならば支えないということか』というお話がございましたので、これが出来ないようであれば退陣していただきたいという風に申し上げて参りました」(棚橋泰文 元科学技術相)

 一方、棚橋・元科学技術担当大臣は26日、麻生総理に面会し、公益法人への天下りの全面禁止を求めましたが、麻生総理が難色を示したため、退陣を迫ったということです。(26日23:49)