2009年6月28日 14時58分更新
朝日新聞社の社員の男が、中学校の女子生徒に現金を渡して、わいせつな行為をしたとして、児童買春禁止法違反の疑いで28日神奈川県警察本部に逮捕されました。
逮捕されたのは、朝日新聞社の社員で関連会社の「朝日東京プリンテック」に出向している関口徹容疑者(33)です。
警察の調べによりますと、関口容疑者はことし1月、東京・豊島区のホテルで、当時13歳だった中学校の女子生徒に現金3万円を渡してわいせつな行為をしたとして、児童買春禁止法違反の疑いが持たれています。
インターネットの書き込みを監視していた神奈川県警察本部が、児童買春をめぐって関口容疑者と女子生徒が携帯電話の出会い系サイトでやりとりをしているのを見つけて捜査していました。
警察によりますと、関口容疑者は「少女に興味があった」と供述し容疑を認めているということです。朝日新聞社広報部は「出向社員が逮捕されたことを重く受け止めております。今後このようなことがないように指導を徹底します」と話しています。