横浜放送局

2009年6月28日 14時58分更新

プール事故防止を! 安全教室


プール開きを前にした横浜市の市営プールで、水の事故を防ごうと小学生と保護者を対象にした安全教室が28日開かれました。

安全教室が開かれたのは、来月11日から今シーズンの営業を始める横浜市磯子区の「横浜プールセンター」で、小学生およそ100人と保護者が参加しました。
プールを運営する財団法人の職員が水を入れる前のプールに子どもたちを案内し、場所によっては深さが1メートル50センチにもなるので深さの表示に注意するよう呼び掛けました。
また3年前に埼玉県ふじみ野市のプールで、吸水口のふたが外れ小学生の女の子が吸い込まれて死亡した事故を踏まえ、このプールではふたが二重になっていて、溶接やボルトで固定していると説明しました。
小学3年生の男の子は「深さが1メートル50センチあるとは知りませんでした。深さにも注意したいです」と話していました。
教室を開いた財団法人横浜市体育協会の渡邉壽男さんは「施設に不備がないか毎日チェックして、事故の防止に努めたい」と話していました。