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ステーキ店での強姦事件、運営会社が元店長らに賠償請求

2009年6月27日

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 大阪・ミナミのステーキ店、ペッパーランチ心斎橋店(閉店)で07年5月に起きた女性客の拉致・強姦(ごうかん)事件で、同店を運営するペッパーフードサービス(東京)が「事件の影響で業務に著しい打撃を受けた」として、強盗強姦と逮捕監禁の罪で実刑判決が確定した元店長(27)と元店員(27)らに、計約2760万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁堺支部に起こした。

 訴えによると、元店長と元店員が07年5月9日未明、大阪市中央区の店内から女性客を拉致し、強姦する事件を起こしたため、閉店を強いられるなどしたと主張。元店長の連帯保証人を含む3人に、閉店に伴う違約金や原状回復費などの支払いを求めている。

 事件を巡り、元店長は検察側の求刑を2年上回る懲役12年、元店員は懲役10年の実刑判決が確定、服役している。

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