県内ニュース
イブニング・シックス
福島市2日連続で最高気温日本一(06月27日)
きょうも県内各地で30度を超える厳しい暑さとなり、福島市では最高気温が35.7℃の今季最高を記録して、2日連続で日本一の最高気温となりました。福島市では午前中から気温が30℃を超え午後3時20分に35.7℃の最高気温を記録、また2日連続で最高気温が日本一となりました。福島市内の公園では子どもたちが公園の噴水で水遊びを楽しんでいました。
福島競馬でテレビユー福島賞(06月27日)
夏の開催3日目を迎えた福島競馬場ではメインレースでテレビユー福島賞が行なわれました。きょうのメインレースは芝の1200メートルで行われたテレビユー福島賞。レースは1番人気のアルティマトゥーレが好スタートからスピードの違いで先頭に立つと、そのまま逃げ切って優勝しました。表彰式では松岡正海騎手など関係者にテレビユー福島の水野忠隆社長から賞金や記念品が贈られました。
南相馬市で男性はねられ死亡(06月27日)
昨夜、南相馬市で18歳の男性が車に跳ねられ死亡しました。事故があったのは、南相馬市原町区の県道原町・川俣線です。昨夜9時前、24歳の会社員の女性が運転する普通乗用車が、道路を歩いていた市内に住む学園生櫻井克彦さん18歳をはねました。この事故で櫻井さんは全身を強く打ちまもなく死亡しました。現場は、歩道がある道路で、これまでの警察の調べでは櫻井さんは、歩道ではなく車道を歩いていたと見られています。また付近に街灯はないということです。現場にブレーキのあとはなく、車を運転していた24歳の女性は「衝突するまで気がつかなかった」と話していて、警察で事故の詳しい原因を調べています。
裁判員裁判対事件2件目 勿来殺人事件起訴(06月26日)
今月7日、いわき市で男性が刃物で刺されて殺害された事件で暴力団員の男が起訴されました。県内では2件目の裁判員裁判の対象事件です。殺人などの罪で起訴されたのは、いわき市の暴力団員、伊藤一仁(かずひと)被告49歳です。起訴状によりますと伊藤被告は今月7日の未明、いわき市勿来町の空き地で北茨城市に住む大久保茂(おおくぼしげる)さんの腹を包丁で3回刺し、殺害したとされています。県内で裁判員裁判の対象事件が起訴されたのは、きのうの福島市のアパート放火事件に次いで2件目です。伊藤被告の弁護人は被告が起訴内容を認めているかどうかについては、明らかにせず、殺意については「否認する可能性もある」としています。この事件は地裁郡山支部で審理が行なわれ、公判は9月以降に開かれる見通しです。
会津統合病院の新人事制度発表(06月26日)
県立医大の附属病院として新たに開設される「会津統合病院」は、医師を確保するため医師の給与を医大の1・5倍から2倍に高く設定することになりました。会津統合病院は、県立会津総合病院と県立喜多方病院を統合して平成24年度に開設されることになっています。新しい病院は、県立医大が付属病院として受け入れることになっていますが、医師の確保が大きな課題となっています。このため県立医大では、統合病院に勤務する医師の給与を福島市の医大付属病院の1・5倍から2倍に高く設定することになりました。また、定年制を廃止し、ほかの病院を退職した医師を3年から5年の期限付きで現役の医師と同じ待遇で迎えられる制度も導入しました。県立医大では、早ければ来年度から前倒しで医師を採用することにしていて、「県内外の医師の関心を集めて医師の確保に努めたい」としています。
文化財のかさ上げ補助今年度に限り継続(06月26日)
県が財政難を理由に今年度から打ち切った国指定文化財への県独自の補助、いわゆる「かさ上げ補助」について県は民間で所有しているものに限り今年度、補助することを決めました。国が指定する文化財の補修や保存に必要な費用は国からの補助に加え残りの一部を県が補助していましたが県では財政難を理由に今年度から上乗せ分の「かさ上げ補助」を打ち切りました。これに対して文化財の所有者でつくる団体などでは補助の復活を求める要望活動を続けていました。こうしたことから県では民間が所有する文化財で昨年度から継続して行われていた事業については打ち切りの説明が今年度に入ってから行われた為資金計画に支障が出る危険性があることを理由に今年度に限って補助することを決めました。今回、対象となるのはいわき市にある飯野八幡宮の補修工事1件です。飯野八幡宮では昨年度から続いている楼門と宝蔵の工事の総事業費5683万円のうち今年度分として227万円が県から補助されます。県では来年度以降「かさ上げ補助」を続ける考えはないとした上で今後の文化財支援のあり方について検討することにしています。