福島県内ニュース

県立病院、過去2番目の赤字額

2009年06月27日 09時46分配信

平成20年度の県立病院事業の純損失額(赤字)は、3病院・1診療所の移譲・廃止で赤字が減った19年度から一転し、過去2番目に多い22億6200万円となった。

6病院すべてで赤字で、累積欠損金は10年前のほぼ2倍の224億4300万円に膨らんだ。

県病院局は常勤医師の退職で十分な診療態勢が取れず患者数が減ったことが主な原因としている。

5月、国に提出した県立病院改革プランに沿って医師確保や赤字の圧縮を目指すが、県民に必要な医療サービスの提供を続けるためにも、一層の経営健全化が必要になっている。

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