具志堅会長(左)と笑顔でファイティングポーズをとる菊地奈々子=後楽園ホール
「プロボクシング女子東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦10回戦」(26日、後楽園ホール)
東洋太平洋ライトフライ級1位・菊地奈々子(白井具志堅)が、同級2位・江畑佳代子(ワタナベ)を3-0の判定で下し、初代王者となった。持ち前の強気のボクシングで攻め、元世界王者の貫禄を見せた菊地は「日本で初のタイトルに挑戦し、獲得することができてうれしい」と笑顔を見せた。
この日は、所属する白井具志堅ジムの具志堅用高会長の54歳の誕生日。師匠にバースデー白星をプレゼントした菊地は「会長のおかげでここまでこられた。感謝してます。今日は思うようなボクシングができなかったけど、これからまた練習して強くなりたい」とさらなる飛躍を誓った。