会見で謝罪した三崎(左)とWVRの國保取締役=都内
戦極などで活躍する格闘家の三崎和雄(33)が公務執行妨害容疑で逮捕、起訴され、25日に東京地裁から懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けたことが分かり、26日、都内で会見した。三崎は「たくさんの方にご迷惑をかけ、深くおわび申し上げます。失ってしまった信頼を取り戻すため、努力して責任を果たしていきたい」と謝罪した。
今年3月19日、荒川区内を携帯電話で通話しながら自動車を運転し、警視庁尾久署員の停止命令を無視して逃走。車を発進させる際、署員の左手首にサイドミラーをぶつけるなどした。5月に逮捕され、今月4日の起訴後に保釈された。
戦極8・2さいたまSA大会で、中村和裕(30)と対戦予定。戦極を主催するWVRの國保尊弘取締役(40)は「事件は昨日(25日)初めて知った」と話したが、予定通り出場させる方針。週明けにも三崎への処分を決める。