千葉の会社社長失跡事件、男２人を死体遺棄容疑で逮捕

　千葉市若葉区のパチンコ景品会社社長高畑修さん（５８）が５月、行方不明になる事件があり、千葉県警は２６日、高畑さんの遺体を遺棄したとして同区高品町、タクシー運転手吉川博司（５９）と韓国籍で東京都葛飾区西新小岩、パチンコ関連機器販売業金永洙（４６）の両容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。

　県警は２人が高畑さん死亡の経緯も知っているとみて調べている。

　発表によると、２人は５月１日夜、高畑さんの遺体を千葉市緑区の山林にシートで覆うなどして遺棄。さらに同１０日早朝、遺体を山林から運び出してシートにくるみ、ひも状のもので縛って同市中央区の都川に投げ込んだ疑い。

　県警で高畑さんの交友関係を中心に捜査したところ、２０年来の知り合いという２人が浮上した。調べに対し、「（高畑さんと）トラブルがあり、５月１日に市内で会った」などと供述しているという。県警は都川を捜索しているが、遺体は見つかっていない。