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2009年6月26日(金) 19:15 |
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湯原温泉、露天風呂の日でに賑わう
6月26日は語呂あわせで6.26「露天風呂の日」。 岡山県真庭市の湯原温泉は26、「フ・ロ」にこだわってユニークなイベントを実施しました。 今年は観光の活性化を目指して新たな切り札も登場です。
全国露天風呂番付で西の横綱に上げられている真庭市の湯原温泉・砂湯。 恒例の「露天風呂の日」も今年で23回目。イベントは「風呂」の「26」にこだわります。 露天風呂からすぐの薬師堂で、巫女さんが湯を汲み取る「お湯取りの儀」。厳かに見える儀式も、もともとは旅館組合などが遊び心で始めた行事。毎年恒例のものです。 そして今度は7時26分、湯を溜める栓が緩められ、温泉の湯が一斉に川へ放出、一体何をするのかと思いきや、砂湯の大掃除が始まります。 温泉の恵みへの感謝を込めて、旅館組合や観光客らが力を合わせて岩場をきれいにしていきます。 実は湯原温泉の観光客数は年間60万人前後を維持していますが、長引く不況の影響もあって、宿泊客は1年で1割ほど減少しています。 真庭市では、6月議会で観光湯原復活へ2000万円の補正予算を組み、東京などでのPR活動を計画、更に旅館組合でも9時26分、新たな観光の切り札を誕生させました。 はやりのゆるキャラ「温丸(あったまる)くん」です。 現在着ぐるみも作製中で、今後様々なイベントに出没予定です。 また26日は、江戸時代からの湯原温泉の歴史を伝え、小ホールでイベントも行える温泉ミュージアムがオープン。そこで行われたのはなんとスリッパ卓球大会です。 ミュージアムは温泉の中核施設としても期待されます。 そして、10時26分、砂湯のど真ん中でパレードが始まりました。 露天風呂の日の賑わいも最高潮です。 更なる活性化へ向け、模索を続ける湯原温泉。 露天風呂の日に、その復活の兆しを感じました。
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