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【社会】

M・ジャクソンさん、鎮痛剤注射後倒れる 英紙報道

2009年6月27日 朝刊

 【ニューヨーク=加藤美喜】米ロサンゼルスの自宅で25日に昏睡(こんすい)状態に陥り、急死した人気歌手マイケル・ジャクソンさん(50)の死因について、地元検視局は26日に遺体を解剖して特定を急ぐ。

 英紙サンは、ジャクソンさんが鎮痛剤「デメロール」の注射後に倒れ、呼吸停止状態になったと伝えた。ジャクソンさんの家族の広報担当者は、CNNテレビに対して、ジャクソンさんが過去に舞台から落下した際のけがの後遺症に苦しんでおり、鎮痛剤を大量に服用していたと証言。急死と薬物依存との関連に注目が集まる。

 ジャクソンさんは7月から8月にかけ復帰コンサートを予定していた。コンサートの初回が7月上旬から中旬に延期されたことをめぐり、健康不安説が浮上していた。

 米芸能界では、ジャクソンさんと親交のあったスターたちが続々と弔意を表明。歌手のマドンナさんは「涙が止まらない。彼の音楽は永遠に生きるでしょう」と述べた。長年の友人だった女優エリザベス・テーラーさんは「うちひしがれている」とコメントした。

 

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