2009年6月27日8時14分
横浜市金沢区の海上で、切断された遺体が見つかった事件で、遺体は成人男性2人のもので、いずれも暴力団関係者とみられることが26日、捜査関係者への取材でわかった。神奈川県警は同日、死体遺棄・損壊容疑で、捜査1課と横浜水上署などの捜査本部を設置した。
遺体は24日から25日にかけて、岸壁から約10メートル付近で下半身部分や頭部一つ、両手首などが見つかった。26日の捜索で、新たに頭部と右足首などが発見された。いずれも死後数日から数週間とみられている。
捜査関係者によると、遺体は、1人が20代、もう1人は30〜40代の指定暴力団の関係者。遺体の指紋が一致しているという。