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急逝した米歌手マイケル・ジャクソンさん(享年50歳)について、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は「最後のスーパースターだった」と悼みつつも「お金がないのにケタ違いのぜいたくをするマイケルは、小室さんみたいにマヒしていた。健康管理も出来ず、マドンナにはなれなかった」と晩年の失速を悔やんだ。また、世界的スーパースターの早すぎる死に各界から惜しむ声が相次いで寄せられた。
朝、訃報(ふほう)を伝える電話を取ってデーブ氏は目を覚ました。マイケルさんの近況は常にチェックしていたから、驚きは小さかった。「見た目が異常にヤセてましたからね。鎮痛剤を服用しすぎて心臓が弱ってたんでしょう」
デーブ氏によると、マイケルさんは84年のCM撮影で顔をやけどした時以来、痛み止め薬を常用していた。「医者ですら(服用をやめるように)強制出来なかった。(妹の)ジャネットとかが世話してくれればいいんですけど、あの家族は仲いいようで微妙ですから」。復活ツアーが間近に迫っていたが「健康を考えたらやめるべきだった。10年以上も(人前で)歌ってないのに。『お金のために』と考えると痛々しいね」と話した。そして「マドンナも変なことするけど、健康管理は半端じゃない。マイケルはトレーナーや栄養士をつけるようなライフスタイルにはならず、マドンナにはなれなかった」。
資産が尽きても、テレビ局が出演オファーすると「ギャラがひとケタ足りない」と振る舞うような姿に、昨年11月に詐欺容疑で逮捕された小室哲哉を連想したという。「小室さんじゃないけど、堕(お)ちていっても質素な生活は出来ず、豪邸に住んでケタ違いのぜいたくをしていた。お金の管理はズサンで、人の言うことを聞かず、しつこく言う人はクビにしていた」
イリノイ州シカゴで生まれ育ったデーブ氏にとって、隣州のインディアナから巣立ったマイケルさんはあこがれだった。都内の事務所には、ファッションブックなどマイケルグッズが多数置いてあるほど。だからこそ、スキャンダルやトラブルにまみれた晩年を悔やむ。
07年の最後の来日時は、マイケルさんが開催したパーティーに仕事で出席した。「40万円を払えばマイケルと握手して2ショット写真が撮れる会。10万円じゃダメで。要するにお金のためですよね」。お金が集まる国として日本でツアーをする計画もあったという。
(2009年6月27日06時00分 スポーツ報知)
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