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民主マニフェスト、年金新制度を26年度以降に先送り

6月25日23時48分配信 産経新聞

 民主党は25日、次期衆院選のマニフェスト(政権公約)で、公的年金を一元化する新年金制度の実施時期について、当初予定の平成24年度から26年度以降に先送りする方針を固めた。政権獲得後4年目となる26年度の新規の主要政策に関する財源は、当初案の年間約20兆円から3兆〜4兆円を圧縮する。

 中学校卒業までの「子ども手当」創設のほか、高校教育の無償化、高速道路の一部無料化は22年からの実施を明記する。子ども手当は来年4月にスタートし、支給額は、月額2万円から段階的に同2万6000円まで引き上げる方向で調整している。

 地方分権では、19年の参院選マニフェストに明記した基礎的自治体を「300程度」に再編するとの目標に関し、地方からの反発が強いことから削除する。

 民主党は公務員の人件費削減や地方への補助金一括交付で9兆円を捻出(ねんしゆつ)するほか、特別会計の剰余金の活用などで計約19兆円を確保できるとしている。ただ、年金一元化の実施時期先送りに伴い財源が浮くため、マニフェストでは16兆〜17兆円程度に減額修正した。

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最終更新:6月25日23時48分

産経新聞

 

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