[出典]http://www.skyscrapercity.com/showthread.php?t=213995 *** 米国の宗教人口構成 その 1 (2003年) *** キリスト教小計 : 84 % ( 24,360 万人) 実に 84 % がキリスト教徒で、その 2/3 はプロテスタント、無宗教は僅か 9 % しかいないという強大な宗教国家がアメリカやが、最近の調査になると様子がだいぶ変わってきとるようや 冒頭の記事が紹介しとる調査もその一つやが、別な調査でも似たような結果や *** 米国の宗教人口構成 その 2 (2007年) *** キリスト教小計 : 78.4 % [出典:M/Y/D/S グラフィック & デザイン]:http://www.motoki-y.sakura.ne.jp/ 別々に行われた調査を単純比較は出来んのやが、一番大きな変化は、“無宗教 or どの宗教にも属さない人”が大幅に増えとって、その分キリスト教を信じる人が減っとることで、年齢層が若くなるほどその傾向が強いらしい プロテスタントもカトリックも足並みそろえて減っとるが、ラテンからの移民流入と出生率の高さから、カトリック人口の減少は緩やかになっとるらしい それでも、国民の 78.4 % 、日本の人口の 1.8 倍の 2 億 3 千万人もの人がキリスト教を信じとるんで、米国がキリスト教国家であることは変わらんのやが、『 間違いなく何かが変わってきとる 』 んやろう [出典:ホームページを作る会]:http://www.sakai.zaq.ne.jp/duadf406/index.html 3月2日に放送された“NKHスペシャル 失われし人々の祈り-膨張するロシア正教”では、“強いロシア”復活を目指すプーチン体制下のロシアで、“ロシア正教”が信者を大幅に増やし、政府の支援も受けてその影響力を拡大しとる様子が描かれとった 唯物論を基本とする社会主義体制時代には 『 宗教はアヘンである 』 ということから徹底的に弾圧され、細々と生き延びとったロシア正教が、見事に復活しつつあるようや その背景には、「社会主義的平等社会」から強欲資本主義の荒波に投げ込まれ、その渦にのみ込まれ沈みかけとる人々がギョウサンおることがあげられる [出典:M/Y/D/S グラフィック & デザイン]:http://www.motoki-y.sakura.ne.jp/ こうした不安や悩みの解決を宗教に求める心と、宗教を国民統合に利用し“強いロシア”を作りたいという政府の思惑がピッタリ合ったんやろう 70 年間もロシアを支配した“社会主義イデオロギー”は、ソ連邦の崩壊であっけなく消え去り、代わりに、70 年間も忘れ去られていたロシア正教が見事に復活する そうした姿をみると、イデオロギーや哲学の無力さと、逆に“宗教の魔力”をつくづく思い知らされる “民衆統治の手段としての宗教”という機能が、21世紀の今日でも十分に有効やっちゅうことを思い知らされるんは、喜ばしいことなんやろうか [出典]:http://homepage3.nifty.com/stargarden/kyokai.html 日本の近代化の祖と称される福沢諭吉先生が、民衆統治の手段としての宗教に関して明け透けなことを言われとるんで、そのお言葉をご紹介しておこう (1876年11月: 宗教の必用なるを論ず) (1875年9月〜1878年: 覚書) (1881年頃:宗教の説) [出典:M/Y/D/S グラフィック & デザイン]:http://www.motoki-y.sakura.ne.jp/ 愚民教化の為なら 『 どんな宗教でも利用すればエエんや 』 という恐るべき功利主義やが、耶蘇教(キリスト教)についてはその普及に反対しとられる ここでも国民を統合し国権を拡張することに奉仕する方便としての“期待される宗教像”が堂々と述べられとる [出典:M/Y/D/S グラフィック & デザイン]:http://www.motoki-y.sakura.ne.jp/ 『 福沢諭吉とかけて、深夜の電車の酔客ととく、そのこころは 』 『 万札をスラレテまった 』 *** To be continued (4月22日号に続く) *** |
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