(2009年6月26日 17:16)
派遣労働者として働く男性が、派遣先のテレビ局などに対し、社員としての地位確認と損害賠償を求めて、26日提訴しました。
福岡地裁に提訴したのは、TNCテレビ西日本で働く宮崎幸二さんです。
訴えによりますと宮崎さんは、2000年にTNCの子会社からTNCに無線技師として派遣されましたが、実際には、契約外の業務を多く任され、本来の雇用期間である1年をすぎても、派遣としての雇用が続いているということです。
このため、宮崎さんは正社員としての地位確認と、慰謝料など4200万円の支払いを求めて提訴しました。
TNCは提訴について「法令に違反するような事実はない」とコメントしています。
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