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クエスト名「Order Of The Virtuous Blood(後編)」
帝都Imperial Cityへ戻った私はその足で、Rolandが教えてくれた商店街のFirst Edition書店へ向かった。かの元安売り王Thoronirの店の対面だ。 初めPhintiasは本屋の店主らしく顧客の事は言えない等と良識者ぶって口が重かったが、そこはそれ、チャリ~ンで即解決である。 「そのときは2、3冊買ってくよ。いつだったか聞いたことがあったな、その鞄について。出張で街を離れるとか言ってたよ。私の知り合いとMemorial Caveがどうのって話してたのを立ち聞きしたが、直接は聞いてない」 「Memorial Cave?」 「ああ、帝都の外にある。大昔の戦争の英雄がたくさん埋葬されてるって話だ。地下墓地の類さ。きっとSeridurの親族が埋葬されるんだろう。道が危険でな、今はほとんど誰も行かない。だがSeridurは頑固でね。はは。戦死者に敬意を示す為に命を賭けてるカタブツなのさ。私はあきれるがね」 Seridurとその墓地に何の関係があるのかは不明だが、彼はよくそこに行くらしい。店主はMemorial Caveの場所を教えてくれた。 夜まで待つ間に他のメンバーGilen NorvaloとGrey-Throatの自宅を回った際。この二人が感染者がどうか分からないとRolandも言っていた。二人ともそれぞれ自宅に居て、話すことができた。結果は灰色だが恐らく白ではないかと思う。彼らは夜型人間の常で昼間の太陽がおっくうなだけのよう。Gilenの奥さんRalsaにいたっては、バンパイヤと聞いてゲタゲタ笑い出した。自分の夫は妄想癖があると思っている。彼女は平均的な帝都市民だし、当然の反応よね。 それよりもSeridurが2、3日街を留守にしていると二人は言った。Cylben Dolovasは留守の番をしてるだけ。主に命じられた受け答えをしているにすぎない。私はすぐに物置に戻り武装して帝都の東岸に向かった。 おおかたSeridurは、私がRolandを殺さず自分の正体がバレた時の用心に街を離れたのだろう。行き先はMemorial Caveか。今頃、悪の帝王気分で私が追って来るのに備えてるに違いない。 中は陰惨極まりなかった。ゴブリンの洞窟のほうがよほど可愛げがある。そこかしこに死体が放置してある。どの死体もこれ見よがしに痛めつけてあるのだ。あまり長居したい場所ではない。 Seridurは吸血鬼にしては血色がいい。餌に困ってないのだろう。ここの死体達が皆そうなのかと思うと怒りが沸々と沸き上がるのが分かる。あいつは放置できない。必ずここで始末してやる。 こい!下僕4号! 出会う敵を片っ端から倒し続け、ようやく辿り着いた墓所の最奥。Seridurが背を向けて待っていた。どこまでも芝居がかってやがるわね。随分いろいろスキルアップさせて貰ったわよ。連戦につぐ連戦で剣も鎧もボロボロだけど。でもここまで来て引けない。私の本性は魔術師。剣はオマケ。反則まがいな術も相手が化け物なら遠慮なく使うし、こいつは間違いなく怪物だ。 「私がここで君に会って驚くと思ったかね?私が誘ったのだよ。ここより君を始末するのに良い場所はない。汚れた体は消し去る。跡は残さぬ。Rolandの愛人のときは邪魔が入ったが、私は二度同じ過ちはしない」 悪玉のボスらしい台詞だ。そんなこと考えて待ってたのか、この隠れ熱血バンパイヤが。 「君を始末し、Rolandを見つけて、私が始めた事を終わらせるとしよう。君を雇うことが間違いだとは分かっていた。しかし、私は体裁を保たねばならなかったのだ。いまいまいしいOrderの他の奴らは君を引き入れるという絵を描いていたのでな。Rolandを処理した後、GilenとGrey-Throatも対処せなばなるまい」 やはりあの二人は白だ。だがとんでもない貧乏くじを引いたわね。 「言い残す事はあったかな?まあいい、おしゃべりの時間はもう充分だろう。では食事の時間だ!」 そうはいかない、お代を先に払ってもらうわ! 「もうツケは効かないのよ、Seridur」 Seridurを葬ったことをRolandに知らせる為に彼の山小屋を訪ねた。Memorial Caveを出た時は夜も明けていたが、なにせ二晩貫徹で吸血鬼退治したのだ。さすがに疲労困憊で一眠りしてからきた。私の報告にRolandは安堵した。彼の隠遁生活もこれで終わり。全て元通りとはいかないけれど帝都に戻って生活するのだろう。けれど彼は私が予想もしなかった事を言い出した。 「皮肉なものだ。私はthe Order of the Virtuous Bloodがその仕事を続けねばならないと思う。そのことを連中に話そうと思う」 連中、GilenとGrey-Throatのことか。確かに人に紛れて生き続けるバンパイヤがSeridur一人だとは考えられない。Orderが存続すべき理由はある。 「そうだ。Orderは活動を続けなくては。私に準備の時間をくれないか。Seridurの家の地下で会おう」 RolandはSeridurが始めた事を引き継ぐ決心をした。今度は本当にバンパイヤハントの組織にする為に。 Cylben DolovasはRolandのボディガードになっていた。意外と世渡りの旨い男だったのね。 地下にメンバーは揃っていた。 「よくきてくれた。GilenとGrey-Throatを説得するのに時間がかかったが、彼らもOrderの活動を続けることに同意してくれたよ」 そう。よかったわね、本当に。あなた一人でできる事ではないもの。 「それと君を名誉会員として招きたい。我々の助けが必要な時には、喜んで提供しよう」 今更知らぬ存ぜぬでは通らないだろう。仕方ない、なりましょうか、名誉会員に。 「それともう一つ、この魔法の指輪で君に報いようと思う。戦いで旨く使って欲しい」 病気抵抗の指輪?よくこんな指輪見つけてきたわね。私は抗魔法に優れるけど、実は病気に弱い。これはありがたく使わせて貰いましょう。 私は、皆に挨拶してOrderの本部を後にし、表通りに出た。陽光のまぶしさが気持ちよかった。
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