今回の主人公は、桜丘高校男子バスケットボール部のマンタス・パプロブヒナスくん。
2年前に愛知万博の一国一町村フレンドシップ事業の一環で、学校のある豊橋市と友好関係を結んでいる東ヨーロッパの国・リトアニアから就学生として、単身日本にやってきた。今では日本語も覚え、チームメイトとの会話もすべて日本語。マンタスくんの所属するバスケットボール部は、愛知県大会はおろか、東三河予選で敗退するほどのチームだったが、4年前に元実業団チームのコーチでもある江崎監督を迎え、めきめきと力を伸ばし、昨年は創部以来初の県大会優勝を成し遂げ全国インターハイにも出場した。
今年3年生となったマンタスくん。高校生活最後の年に、県大会2連覇、そして全国大会出場を目指して、日々練習に励んでいる。母国を離れバスケに青春をかけるマンタスくんの姿に密着する。 |