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“ジョニー大倉死亡”悪質デマだった!

 海の向こうではマイケル・ジャクソンの死に衝撃が走っているが、日本では“大物ロッカー死亡”のデマが流れて一時、関係者が騒然となった。

 心ないデマを流されたのは、1970年代の伝説的ロックバンド「キャロル」で、矢沢永吉(59)とともに中心メンバーだった歌手で俳優のジョニー大倉(57)。

 騒動のきっかけとなったのは、今月24日ごろに一部の芸能関係者に送られた英文のワープロ書き文書。

 「Urgent Notice(緊急告知)」と題し、「ジョニー大倉が2009年6月6日に肝臓がんで死去した。すでに先祖の故郷の中国の新疆ウイグル自治区に埋葬されている。ロックンロールの王様を悼む」と書かれていた。差出人の名は、1972年のキャロルのデビュー曲と同じ「ルイジアンナ」だ。

 ただ、この文書では、おかしな点がいくつもあった。

 大倉は、自ら告白しているとおり在日コリアン2世。中国が故郷だというのはおかしい。「ルイジアンナ」という名前にも、差出人の悪ふざけの意図が垣間見える。

 大倉に親しい関係者は夕刊フジの取材に、困惑した様子で「ちゃんと生きている」とはっきり答え、大倉の近況をこう説明した。

 「減量して、以前より13キロもやせて、酒も抜いてます。キャロル時代のイメージを求めるファンの前で、太った姿を見せたくない気持ちが強いのだと思う。急激なダイエットが原因で体調を崩して入退院は繰り返しているが、生命にかかわるほど健康状態が深刻になっているのではない」

 大倉をめぐっては、音楽業界では「肝臓の具合がよくないのでは」といったウワサも流れていたが、関係者は「そういったことはない。激やせした姿を見て、がんになったんじゃないかと誤解する人がいるかもしれないが」としている。

 大倉は所属事務所からフリーになったことに伴い、昨年末に公式ホームページを閉鎖した。その後もライブを地道に続け、7月12日には東京・渋谷クロコダイルで出演を予定している。

 前出の関係者によると、大倉はキャロルのイメージから脱却するため、崇拝するロックスター、エルビス・プレスリーのスタイルに“原点回帰”したショーを計画しているという。振り返れば、大倉はキャロル時代の73年に1カ月失踪したり、87年に富山市のホテル7階のベランダから転落して全治6カ月の重傷を負ったりと、いかにもロッカーらしい騒動を起こしてきた。

 その一方、Vシネマに出演したり、TBS系バラエティー「サンデー・ジャポン」で「不死身のロックンロールジャーナリスト」と自称するなど、ありきたりなロッカーの枠にはまらない芸能活動もしている。

 ファンの前で早く元気なライブを見せ、おかしなデマを一掃してほしいものだ。

ZAKZAK 2009/06/26

ジョニー大倉

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